2022-3冊目
- カテゴリ:日記
- 2022/01/19 22:00:15
「その女、ジルバ」 有間 しのぶ 著(1~5巻)
漫画本であるが面白かった。
伝説のママ・ジルバの店「BAR OLD JACK & ROSE」終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹 新、40歳。リストラで希望の職場を追われ、人生の曲がり角に差し掛かり、夢も希望も結婚もあきらめかけた彼女が、笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れた何かを取り戻していく。と1冊目の裏表紙に書かれていた。
ひとえに水商売というとあまり良い職業と思われないけど、必死に生きようとしている姿は、皆同じだ。ただ容姿に引け目を感じている人のひがみやっかみが多いのかもしれない。昼の職場とは違い、OLDホステスに可愛がられ楽しく働き、お店に慣れてきた新に少しずつ心を聞き、戦後様々な苦労を乗り越えてきたホステスたちは訳ありの過去を語ってくれる。
新も二刀流で働くことをやめ、ホステス1本で生きる決意をする。そして、みんなと一緒に働きこのお店を引き継いでいこうと決意する。
政治的テーマもあり、漫画とはいえ奥は深い。ブラジルへの移民政策の失敗?話とは全く違う移殖後の生活。戦後の対応の非人道的な政府の態度、故郷を捨ててブラジルへ来ても心は日本人、いつでも故郷は日本だと思いながら生き続ける。日本の役に立ちたいと思いながら苦労した。ブラジルに限らず移民政策で世界に散った日本人は多く、成功した人もいるが苦労された方が多いようだ。戦争は、あってはならならないものだと痛感する。
お部屋で好きなことをして少し気分転換ですよ^^
火中の栗を拾うのは危険ですよ^^;
此方も今日も寒かったです~~私も毎朝お仕事の時は格闘していますよ^^;寒さと
楽しみましょうね^^いつもありがとうございます(^ー^*)
TVドラマがったなんて、まったく知りませんでした。
チャンネル権がないもので・・・
戦争は、あってはならないものですが、人間の欲は際限がないので
そのタガが外れた時が怖いですね。
良くないものだと解っていても、相変わらず内戦とかやってる国もありますから。
「助け合う心」、「人類、みな兄弟」そのような考えが浸透すれば
避けられるかもしれませんね。
戦争体験者がほとんどいない現代はまた戦争を始めることになるでしょう、歴史はその繰り返しです
ただそうならないように世界規模の自然災害が助け合いの心を生んで戦争を回避してくれているところはあります