Nicotto Town


気ままなスローライフ


限界

昨日、母からある事が告げられました。


来年の1月には、うちのお店閉めるってさ

いつか来るだろうと思っていた事が、目前に迫っているみたいです。



私の実家はお店を営んでおり、魚屋として近隣だけでなく様々な施設からも親しまれていました。

しかし、新型コロナによる影響により収入は激減。それでも何とかやってきたのですが・・・別な問題がありまして。


①お店の設備不良

問題の一つ目は、店内の設備不良です。

30年移動稼働し続けていて、ほぼだましだましで使用してきた各種設備。

モーター音がずっと鳴り響くわ、冷蔵機能が故障しただの棚になってしまうわ、ここに来て限界の時を迎えました。

商工会へお店の運営許可をするにあたり、各種設備を新調できなければ店舗の運営は出来ないという取り決めがあります。

姉は自分の事で手一杯、私と母はまともに働けないため、ほぼ父一人で収益を賄っていました。出来るだけ節約に走る私を尻目に、好きなものを好きなだけ買う姉と母。

これからは無駄なものを買う余裕はなくなりそうです。姉も、いかに危険な状態化を理解してくれるかもしれません。



②コロナ対策への不備

今となっては当たり前になったコロナ対策ですが、父は自分がマスクする以外は何も対策は講じていません。

調理場スペースがお店にはあるのですが、仕切りも何も張っていません。誰でも通りぬ可能な状態になっています。

これは、裏を返せば今後お店を運営する事を考えていないという意思の表れだと私はくみ取りました。父も限界は感じていたようです。

この二つが決めてになって、今年いっぱいでお店を閉める決意をしたようです。



私の感想としては、悲しいというよりもここからが始まりだと考えています。

以前日記にも書いた「私・姉・母と父」という構造が消えて、家族で団結できるようになるんじゃないかと。

またお店から一般家庭に戻ることで、これからは「お店にあって賞味期限が近いからそれを食べる」という事もなくなりますね。

食べたいものを必要なだけ買ってきて食べる、そうなるだけです。



私も今の身体の問題を解決して、無理しない程度に仕事をしていきたいです。

お金の為・・・ではなく、家族の笑顔・人の笑顔を見るために。




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