Nicotto Town



南の魔女クレア93


警邏隊の人達に馬車に関する事故があった時は直ぐに知らせに来るように言ってあったのでした。
魔法省に馬車関係の事故の知らせが言ってアルガーに其の知らせが来たのでした。
クレアが港に居たので其の傍に居たアルガーに知らされて魔法省の人と警邏隊が乗って来た馬車にアルガーとクレアと鞭の付いた剣を持った女のこの人形が乗って現場に着きました。

紺色の服を着た人間がいないかを警邏隊と魔法省の人とアルガーとクレアで其の周辺を探しました。
すると一人の警邏隊員が見つけて職務質問をしたら其の女の子が逃げ出したのでみんなで追いかけました。

女の子は森の方へ逃げて行きましたが追いついてクレアが風の力で女のこの足を引っかけて転ばして其の女のこの足を止めました。
其の女の子は直ぐに起き上がって走り出したがクレアの持ってきた人形が人間化して追いかけて鞭で其の女の子をひっぱたいて動きを止めました。
其れからクレアもつむじ風を作って女のこの前を塞いぎました。
其れでも抵抗する女の子を更に鞭を足にまとわりつかせて転ばせた所を警邏隊が押さえつけました。

其の子をクレアはクレアのつる草で縛り上げると魔法省に連れて来ました。
クレアは真実の鏡はモゾリアナ国に持ってきませんでしたがクレアはおとなしくなった其の子に静かに話を聞くとお父さんとお母さんが事故で馬車の事故で死んで悔しかったと言いました。
馬車などなくなれば良いと思ったと言いました。
クレアは自分も一人ぼっちになった事があって実家に帰ろうとしたらかえって来るなと言われてね。死のうとしたけど死ねなくてとても辛かった事があったと言いました。
其れで私の体を直してくれたお医者様の奥さんが私の話を聞いてくれて其れがとても心の助けになったのといいました。貴方は誰かに其の心の苦しさを相談に言ったの?と聞きました。貴方は誰を頼ったの?と優しく聞いました。

其の女の子は人の紹介で占いの館に行ったと言いました。
其の占いの館ではそんなに苦しく悲しいのはお父さんとお母さんが悔しがっているからだと占ってくれたと言いました。
其の恨みを晴らさないといつまでもお父さんもお母さんも苦しく悲しく悔しくて天国に行けないと言われたと言いました。
お父さんとお母さんを楽にしてあげないと貴方もいつまでも苦しむ事になると言われて馬車に対する恨みの晴らし方と道具を買う様にとそして「呪いの儀式」の仕方を習いました。と言いました。
更に教祖様をあがめて信仰して自分の総てを教祖様にささげないと真剣に「呪いの儀式」が出来ないと言われて教祖様の信仰する教団にはいりましたと言いました。
そしてお父様の家を売って沢山のお布施をして「呪いの儀式」が出来る様になると馬車が通る所で其れを行いました。と言いました。
其の占いの館の場所はどこにあるの?と聞くとあっさりと場所を教えてくれました。

更にどうして其の色の服を着ているの?とクレアは聞きました。
教祖様が紫色は神聖な色で教祖様から頂いた此の服は余計な気持ちを取り除いて教祖様のご加護が得られる服だからですと言いました。

其の子は2か月前にお父さんとお母さんが馬車に引かれていて、それから半月後から事故が起きていてそれらの事故は彼女がお布施を渡して呪いの儀式の道具を買って「呪いの儀式」を行ったと言ましたので馬車の事故が多発した時期とあってました。
神官長が其れはお父さんとお母さんは人を呪うわが娘の姿を見て悲しんでいると説得し続けました。
貴方のお父様もお母様も自分の子供が人を呪って人を殺し続ける事を望んで貴方を生んだのではなく貴方が人に対して優しく思いやりを持った子になる様に育てていたのですと説得しました。

其れでも其の女の子は首を横に振って苦しい気持ちは晴れないと言いました。
一度にお父様とお母さまを失う苦しみは大変つらく悲しく大きな喪失感から抜け出すのはとても難しい事です。
クレアは村で妻とお腹の子を失って自暴自棄になって其れでも悪人の言いなりになって働かなければならなくなっていた男の人のあの虚ろな目と自分がない様な動作を思い出しました。

彼は刑期が終わって村に帰ってからも家から出てきませんでした。
村の人達が奥さんのお墓に毎日お花を添えている事を知って自分も其のお墓に言って大泣きをしていた姿が目に焼き付いてます。
村の人達が少しずつ少しずつ心を開いて言って彼は毎日お墓に通ってお墓に話しかけてちょっとずつ仕事をする様になって明るい青年でしたが其の後は寡黙に働いてましたが心の中はどれほどの悲しみと苦しみでいっぱいだったでしょうか。

そう言った人の苦しみを悪用して「呪う事」を教えてお金を儲ける等と言う事は許しがたい事だとクレアは思いました。

人が其れ程強い心をもってません。
其れを解かっていて悪用する事はしてはいけない事なのです。
其の事が解っているから多くの人達が「其の人を心配」するのです。そして直ぐに立ち直れないから周りの人達は「ゆっくりとゆっくりと励まして見守って少しだけ背中を押して」くれるのです。

クレアに男の人が来ると良い人だと解っていても怖いとか知っている人に会いたくないとか言ってバロルドさんの奥さんに打ち明けたので知った人とあわないで済む「南の魔女の木の家の掃除夫」の仕事を紹介してくれたのです。

魔女の助手に着いたきっかけは「知った人に会わない」「少し体を動かした方が精神的にも肉体的にも良い」と言う二つの理由でした。

人が大きな挫折から立ち直って行くには周りの人の大きな心配をしてくれる心と小さな親切が集まった小さなきっかけの積み重ねなのです。

パン屋の奥さんが自分の事を置いてクレアにあの時は心配したと言う一言でクレアが涙が出そうになった事。
二人で子供用に大人が声を出して泣いた事。
人は励まし合った小さなひと時の空間でいつの間にか前に進む小さな力を貰っているのです。
其れが積み重なってやっと人は少しだけ前に進めるのです。

其れをそんな弱い人の心に付け込んで悪の道に引きずり込んで金もうけをするなど許されるはずがありません。
クレアは此の元の根源が絶対に赦して置いては行けないと思いました。

後は神官長に任せて此れで呪いの館の場所が解った。其処の「占いの館」に主犯格が居るだろうとアルガーとクレアは推測しました。

其れ以外にも紫の衣類を着た人を見た時は魔法省のアルガーの所に知らせて来る様に警邏隊に言ってったので警邏隊も城下町のあちこちを探していてくれていました。

色々な事件が街で起きていたのです。
殺された死体もあちこちで見つかっています。
何かとてつもなく悪い方に悪い方に街が向かって言っている様に見えるのです。

クレアが最初に思っていた以上の大きな悪の力が働いている様に思いました。

其れでも少しずつ少しずつ悪を見つけて打ち崩して行こうとクレアは思っていました。
話し合って心を開かせて其のためには見つけ出して捕まえる事をしなければとクレアは思っていました。






月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.