日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/01/01 02:12:37
こんばんは!1月1日(土)は、山陰から北の日本海側では雪が降り、
午前中を中心に大雪となる所もあるでしょう。
積雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください。
その他の地域は晴れる所が多くなりますが、
南西諸島は雲の多い天気となりそうです。
錦秋の山々
山肌を照らす御来光
屹立する岩壁
❝鉢山地獄❞に挑む!
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剱岳
〇山岳ガイド 馬目弘仁(まのめひろよし)さん
馬目弘仁さんはヒマラヤの前人未到ルートを初登頂するなど
国際的にも高く評価されているクライマー。
〇2013年 ピオレドール受賞
ピオレドール賞も受賞しています。
その馬目さんがクライミングの腕を磨いたのが、ここ剱岳です。
*撮影:10月上旬
前回はカニのタテバイというこのルート最大の難所を越えた所、
剱岳山頂に到着をした所までの紹介でした。
今回はその剱岳の紹介から始めます。
〇剱岳(2999m)
「標高2999m、え~、針山の先端、剱の切っ先ですね~。
そして、まぁ神々のいたす場所。
まぁせっかく来ましたので、え~お参りしていきましょう」
無事に登らせて頂き、ありがとうございました。
パンパン♪
「や~、今日はほんとに景色、最高ですね~」
快晴の山頂、日本の名峰がずら~りと見渡せる。
〇立山
南には立山。
〇槍ヶ岳
そして槍ヶ岳。
〇白山
南西に聳える独立峰は白山。
〇富士山
さらに薄っすらと富士山も。
〇山岳ガイド 馬目弘仁さん
「私にとって剱岳っていうのは、極楽浄土を超えて、
で、登って来る針山の天辺(てっぺん)。
信仰の山であり、生活の山であります。
で、一方秘境である不思議な雰囲気。
登り始める時、いつもこう少し身が引き締まるようなところがありますね~。
アップダウン繰り返して凄く登り甲斐のある山だなって思います。
畏(おそ)れ多いという気持ちはいつになっても
無くならないのかなって気がします。
好きな山ですね~」
針山地獄と畏れ敬われてきた剱岳。
紅葉に彩られた絶景と、岩登りの醍醐味を満喫した山旅でした。
スタートは標高2450m、室堂からでした。
こちらでガイドの馬目さんと待ち合わせまして、
午前9時半に出発をしました。
まず歩き始めてすぐの所には、ミクリガ池がありました。
こちらは火山の噴火がありまして、そこに水が溜まり池になった所です。
そして後ろの山は立山です。
そして一旦山を下りて行きます。
そうしますと、沢があります。
その先には美しい紅葉がありました。
チングルマは白い帽子を被っていまして、葉は真っ赤でした。
そして、ナナカマドも赤い葉っぱが映えていました。
スタートをしまして3時間しますと、別山乗越(べっさんのっこし)が。
こちらは立山と剱岳のちょうど境目です。
別山乗越からさらに1時間歩きますと、劒澤小屋があります。
一日目はこちらに宿泊をしました。
二日目は、午前4時30にスタートをしました。
鎖場や危険な所が多いですので、ハーネスを付けて出発をしました。
ヘッドランプの明かりを頼りに登りました。
そしてだんだん夜が明けてきまして、ご来光を拝むことが出来ました。
そしてしばらく歩きますと、一服剱(いっぷくつるぎ)という場所へ到着です。
ここからは富山湾、能登半島も見えて美しかったです。
そして目の前には前剱です。
アップダウンが続きました。
前剱の御岩からは険しいのでロープをハーネスに付けて登りました。
危険な所では安全第一の馬目さんのスタイルでした。
アップダウンが多いコース、そして針山地獄。
とても厳しい場所にありますが、立山といつまでも信仰の山として
未来永劫続いていくのだなと感じました剱岳でした。
クラブ718さん、元旦のお忙しい朝にこうしてコメントをありがとうございます。
クラブ718さんらしく、まるで年賀のようで素敵ですね。
大変感謝をしております。
こちらこそ2022年病気やお怪我が無く、クラブ718さんが良い意味でも
平穏でお過ごしになれますことを願います。
本年もどうぞご愛顧の程をよろしくお願い申し上げます。
幸多き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
令和4年 元旦