ケーキ屋
- カテゴリ:日記
- 2021/12/27 17:12:03
24、25日は本業の前と後にケーキ屋に通っていた。
朝6時から7時半までと、夕方5時から24日は8時まで、25日は1時間ほどで帰れた。
私は祭りが好きなのである。
忙しいことは、すべて祭り。
と認識すると、楽しくなってしまう。
しかも、今回は長男と三男がバイトに入っている。
バイトをする子供なんて、普段めったに見られない。
このチャンスを逃したくなかったので、少しでも行ける時に参加したのだ。
朝、3人で出かける。
長男はすぐに起きるが、三男は初めてのバイトでもあり疲れが出ている。
彼に自転車を貸して、長男と先に出る。
この期間だけは、ふざけたサンタ帽をかぶるのだが、温かいところはいいな。
私の朝の仕事は、イチゴのスライスだ。
へたをとってスライス。
このケーキ屋は前日に大量のスポンジを焼き、当日にすべてケーキを組む。
シェフと長男は生クリームを大量に泡立てている。
シェフがスポンジの間にクリームを塗り、スライスイチゴを挟み、表面にもきれいに塗っていく。
長男とシェフの奥さんが小物を飾りつけしていく準備をしている。
スライスイチゴを終えると、次は上に飾るイチゴのへたを切り、イチゴの大きさで3つのボウルに分け入れる。
小さいケーキに大きすぎるイチゴを飾るとバランスが悪いのだ。
そのうち私は時間切れ。
あんこ屋もすごく忙しい。
事務のはずなのに、電話がかかっているとき以外はほぼ事務室にいられない。
電話の音がした瞬間に事務室に駆け込むのだ。
定時には終われずに、自転車をかっ飛ばす。
ケーキ屋に着くと、すでにケーキは数少なくなっている。
ほとんどが予約のお客様。
予約票を受け取って、ケーキの箱を開いて必ずケーキを確認しいていただき、抽選付きのカードとサービスろうそくを忘れずにお渡し。
その繰り返しだ。
今までのクリスマスではもっと大量に作っていたので余ったケーキをたくさんいただいたものだが、今回は足りなくなってしまい、何とか一ついただけただけだったので、三男はかなり残念だったようだ。
以前は踊り食い状態だったからね。
今までは職人が何人もいたのだが、去年から専任はシェフと奥さんだけになってしまった。
シェフが昔気質の職人なので、なかなか続かないらしい。
この数年、1年続いた学生バイトは長男だけだとか。
その長男も、就職するので1月で終わり。
シェフは三男に続けてほしいようだが、三男は最低賃金でこの厳しさは勘弁してほしいらしい。
気持ちはわかる。
働く厳しさを学ぶには丁度いいバイト先だということと、技術が学べるという点と、とにかく家から近いくらいしかおすすめポイントはないかもしれない。
だから3人で働けるのは、多分これが最初で最後だな。
ということで、私は大いに楽しんだ。
あけましておめでとうございます。
特に長男は就職すると他県に行ってしまうので、こういうのも最後だなと思うと楽しさ倍増でした!
普段も時々、売れなかったバースデーケーキをいただくので、めっきり自分で作らなくなりました^^;
ケーキ屋さんとしてはロスがすくなくてよかったのかな。
うちも昔ご近所にあって、親戚でもないけど同じ名字で
たまに売れ残りのご相伴にあずかってました^^
ご家族でバイトってなかなかないですね。
大変そうだけど面白そうです~。