日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ⓹
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/12/25 00:40:23
こんばんは!25日(土)は、西日本から東日本では
日本海側を中心に雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
北日本も日本海側を中心に雪が降る見込みです。
西日本から北日本にかけての日本海側では、大雪となる所もありそうです。
大雪に警戒し、交通障害や強風、高波に注意・警戒してください。
西日本から東日本の太平洋側は晴れる所が多くなりますが、
所々で雪や雨の降る所があるでしょう。
東海から関東も朝まで雨となりそうです。南西諸島は曇りや雨となる見込みです。
1300年の歴史
❝蔵王古道❞
いまも残る
信仰の痕跡
神が宿る頂へ
よみがえった信仰の道
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蔵王連峰 熊野岳
〇山岳ガイド 石沢孝浩さん
地元山形で生まれ育った石沢孝浩さん。
20年程前からガイドの仕事をしています。
*撮影:9月下旬
前回は出発して3時間半、熊野岳に到着をした所までの紹介でした。
今回はいよいよ本当の熊野岳の頂上の蔵王山神社のことや、
山頂からの眺め、ガイドの石沢さんのコメントを紹介させていただきます。
〇熊野岳(1841m)
「熊野岳山頂、1841m到着です」
お疲れ様でした。
「は~い、お疲れ様でした。
ただここが最終地点ではございませんので、
蔵王古道宝沢口の最終地点は蔵王山神社ですから、
こちらの方で最後の参拝をしたいと思います」
ここが蔵王古道宝沢口の10合目。
〇蔵王山神社(十合目)
「はい、こちらが蔵王山神社。
え~、社殿になります」
神社が建てられたのは、奈良時代の直前、西暦708年のこと。
*建立の年代は諸説あります
以来、水や農業の神として、崇められてきました。
「麓からそれぞれの神様をお祈りしながら長い道のりを歩いてきたことによって、
やはりここで最終的に参拝する意味というのがあるんではないかと思います」
パッパ♪
そして頂からの眺望。
「さぁどうでしょう?素晴らしいですね今日は」
うわっ、すっご~い。
〇飯豊(いいで)連峰
「正面を見てくださ~い。
あちら飯豊連峰ですね~」
〇朝日連峰
こちらは朝日連峰。
〇月山
なだらかな月山。
〇鳥海山
さらに鳥海山も。
「山形を代表する山がぐるっとこの囲んでるのが見えますね=。
これだけ天気に恵まれたっていうのは、
やはり蔵王大権現様のご加護があったんじゃないでしょうかね~」
〇山岳ガイド 石沢孝浩さん
「ほんとに蔵王っていうのは、
あの奥の深い、う~ん、バリエーション豊かな楽しめる山だと思います。
今回の蔵王古道、まだまだそんなに~は知られていないとは思いますんで、
是非一緒にですね、歩いて頂いて、
体感していただければいいかなぁと思います」
蔵王連峰に蘇った古の道。
かつて人々はこの道をどんな気持ちで歩いていたのか、
想いを馳せた山旅でした。
スタートは、蔵王古道宝沢口からでした。
歩き始めて10分の所に姥神様がおられました。
素敵な表情でしたね。
そして山に入る最初の扉という意味の、
一ノ木戸ですが、昔は女人禁制だったようですね。
そして杉の林の中を進みました。
行別れ地蔵がありまして、蔵王温泉方面と熊野岳方面への分岐でした。
ここからの世界は、神仏の世界ですよという意味でした。
そしてつづら折りの道は七曲りという道でした。
二合目までがガイドの石沢さん達が苦労をして作られた道です。
そして二合目には垢離場という滝があり、
汚れた垢、それが離れるという意味の、
そして滝では心身の罪、穢れを昔は清めてから上がったようですね。
このコース最大のアトラクションであります丸太橋を通り、
ここからは道も狭くなってきました。
出発をして4時間半の所には不動滝がありました。
源義家が不動明王を祀ったとされ、暴風雨を治める為に、
ここに不動明王を祀ったという滝です。
そしてブナ平という美しいブナの林がありました。
そしてゆっくりと進んで行きました。
五合目には独鈷沼がありました。
昔、修験者が人々を灼熱地獄から救う為に、独鈷で地面を掘ったところ、
清水が湧き出しまして、沼になった所です。
そして三五郎小屋で一泊をしました。
二日目はスキー場のゲレンデを横断し、蔵王古道を辿りました。
七合目には懺悔坂という所があり、昔は自分の罪や穢れを
苦しみながら登って行ったそうです。
出発して2時間しますと、地蔵尊がありまして、ここが八合目です。
江戸時代に造られたそうで、この稜線一帯の目印になっています。
そして山頂に向かって稜線を進んで行き蒔いた。
そこにはミネカエデやキンコウカ等の錦秋の絨毯が。
美しかったですね。そして岩がゴツゴツした荒々しい道を
一歩一歩ゆっくりと登りますと、熊野岳の山頂に到着です。
このような霊験あらたかな蔵王連峰の最高峰、熊野岳。
いつまでも続くであろう修験の道。
自分を戒め、頑張り、忍耐が必要なことを思い出しながら、
この素晴らしい熊野岳を感じた山旅でした。
土曜日をお疲れ様です。
風が吹いていて体感温度がかなり低いですね。
ももさん、お忙しい土曜日のお時間帯にこうしてコメントをありがとうございます。
そうですね、こうなりましたね。
登山靴でしたね。
かなり傾斜があり、厳しい感じの所をずうっと進んでいました。
ももさん、寒いはずでご体調はいかがですか?
よろしければ後ほど部活です。
どうぞよろしくお願いします。
雪の中や岩の道って何履いて進んでるのかなって思いますw