好きな人には好きと言わない方が良い。
- カテゴリ:日記
- 2021/12/23 18:54:57
小学校のころ、初恋でした。
初恋になるに至ったのは、6年生の時に家の近くの駄菓子屋さんでいつものように
買い物していた。駄菓子屋さんのおじさんが、「学校で好きな人いるの?」って、
聞いてきたから、告白したら、「その子はメリケン粉作っているうちの子だ」っ
て、駄菓子屋のおじさんが言っていた。
その駄菓子屋さんから帰ろうとしたら、その好きな子が自転車に乗って私の目の前に現れたから。
「あーびっくりした!」
思わず声が出た。
ドキドキした。
そんなことがあって、まあ、好きになるのって、あった瞬間に決まっているので、
好きな理由っていうのはないのです。
とにかくその人のオーラというか、その人が現れると、勝手に心臓がどきどきしてくる。
そういう感じが好きで、「これって恋だ。」と思った。
私は、友達の間では好きだってみんなに言っちゃっていたけど、本人には言わなかった。
言わない方が良い。
言わない方がみんなと遊ぶときに、一緒に遊べるもの。
マイムマイムを踊ったときに、回ってきて、私と手をつなぐことがあったときに
心臓が飛び出そうでした。
中学になってバレンタインデーにチョコレートあげたときから、避けられるようになってしまい、失恋しました。
絶対に好きになったら、好きだと言わない方がよい。
その方が普通に付き合える。
一緒にいても普通の態度でいられる。
そういう内容の歌を高校生の頃、先輩が歌にして、カセットに吹き込んで私にくれたことがあった。
その歌は気に入っていて何回も聞いたんですけど、なぜかそれが大事なことが
私はわかっていないかったです。
誰かを好きになると、まるで拡声器のように色々な人に言いふらしてしまっていた。
なので両思いはいつも難しかった。
19才になって、建設会社で働いた時にその会社は男女交際禁止の場所だった。
それで、言いたくても言えない。
言いふらしてはいけない。
そういう中好きな子と付き合うこととなった。
人生は皮肉なもの。
付き合っているということを周りの人に告白したときに、別れが来ました。
好きな人には好きだと言ってはいけない。
言わなくても、目は口ほどにものを言う。
伝わるものだ。
絶対に「好きだ。」と言わない方がよい。
そういう体験ばかりだ。