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重賞展望


今週末の重賞は阪神JF、中日新聞杯、カペラSの3つに加えて香港国際競走4レースに日本馬12頭が出走予定。かなり忙しい1週間になりそうです。

【阪神JF】前後半で分けるとミドルペースで流れることが多いものの、中盤の2Fで12秒ちょっとと緩んでラスト3Fで決め手のある馬が差し込んでくるのが基本形。ただここ2年はともに中盤2Fで23秒8と緩みが少ない。19年はミドルペース、18年はハイペースと違いはあるけど持続力の要素がより求められるようになってるかもしれんね。あと気にしたいのは馬場。例年は開幕2週目に当たるけど去年は連続開催のコース替わり1週目、今年は連続開催のコース替わり2週目と微妙に違うのは気になるところ。この土日を見る限り内があかんわけではないけど完全にカバーしきれてへんように見える。ここ2年よりは差しは届きやすいんちゃうかな。癖のあるコースやないから血統的には普通に王道血統が強い。あとはヴァイスリージェントやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系やナスルーラも目立つ。

ウォーターナビレラはスローでも締まった流れでも好走出来てて大崩れはなさそうな感じ。ただ血統的にはロベルト、ヘイロー、リファールのクロス持ちで機動力や先行力を武器にパワーで粘り込むイメージ。実際そういうレースぶりで経験のない直線の長いコースでの決め手比べでどうなんかな?って気も。シンプルにGⅠで勝ち負けできるほどの底力ある血統かも疑問が。ステルナティーアは決め手はあるしステルヴィオの全妹と血統的な裏付けがあるのも良い。ただ2戦とも超のつくドスローでペースが上がってどうなるかは全くの未知。ステルヴィオもペースが上がって良さが出るタイプとは言いにくいしね。サークルオブライフは前走アルテミスSはインパクトある勝ち方やったけど時計、ラップ的には特筆するような内容ではないし、このレース4着やったシンシアウィッシュが次走で1秒3差の大敗やったのもかなり不安。同じ理由でアルテミスS2着のベルクレスタも推しにくい。個人的に注目してるのはナミュール。前走赤松賞は前後半で考えるとスローやけど中盤2Fがともに11秒9と2歳マイル戦としては締まった流れ。前有利な流れを33秒フラットの末脚でぶち抜いたのはなかなか強烈やった。曾祖母に桜花賞馬キョウエイマーチで近親にマルシュロレーヌがいるのも血統的な勢いを感じる。あとは新馬戦で2戦2勝のダノンスコーピオンとタイム差なしのルージュラテールあたりを。





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