日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/12/02 02:11:13
こんばんは!2日(木)は、北日本や北陸では雪や雨が降り、
風も強まってふぶく所があるでしょう。
所により雷を伴う見込みです。暴風雪や暴風、高波に警戒し、
激しい突風、降雹に注意してください。
東日本から西日本の太平洋側は概ね晴れますが、西日本日本海側は
雲が広がりやすく、山陰ではにわか雨やにわか雪がありそうです。
南西諸島は雲の多い天気となるでしょう。
台風21号はフィリピンの東を発達しながら北寄りに進み、
3日(金)には強い勢力で小笠原近海に進む見込みです。
今後の情報に注意してください。
綿毛になった
チングルマ
二つの氷河を横断
いつもとは違う
難ルート
氷河が磨いた頂へ
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立山
〇立山ガイド 多賀谷治さん
国内外、数多くの岩山を登ってきた多賀谷治さん。
秋田県出身の多賀谷さんが初めて立山を訪れたのは21歳の時。
山の素晴らしさに加え、人の温かさに触れたことで、富山への移住を決意。
そしてガイドになりました。
前回は一般道から外れ、ハーネスも必要な程の難所の手前までの紹介でした。
ここから下ります。
「こっから下りますからね~、足元気をつけてきてください」
足元の悪い急斜面を一気に40mも下るのです。
「あっ」
「よいしょっ、ここで待っててくださいね~、えへへ~ん」
「手摺りのロープ這って~、それで、それに繋がって来てもらおうと思います」
大きな岩にロープを括(くく)り付けます。
「大丈夫だ、よいしょ、おう。あ~、ちょっとロープ張ってきますよ。
下の辺も固定してきますから、待っててくださいね~、よいしょっ」
最も怖いのが落石。
上にいる人の足元から、石が崩れても、下の人に当たらないよう、
斜めにロープを張っていきます。
急斜面の下には、崩れ落ち、粉々になった岩が散乱。
カタッカタッカタッ♪
〇岩の墓場
多賀谷さんが岩の墓場と呼ぶ光景です。
「よいしょっ、あ~、これじゃあ、あの~、先に降りてください」
安全を確保する為、多賀谷さんとはロープで結ばれています。
「う~ん」
それでも怖い。
「怖いですよね~、何か」
「ここしか無いって、後はペタンとしてますからね~」
「はい、ここがちょっとおっかないですね~、は~、よいしょっ」
「よい、ほむに~、よいしょっ」
最後は垂直。
「良く足場目で見て~、確認してくださいね~」
慎重に足の置き場を探ります。
下り始めて1時間
ようやく岩の墓場に辿(たど)り着きました。
続いて崩れやすい斜面を横切って行きます。
「靴のエッジ効かせて来てくださいね~」
「お~、ド迫力~」
気の抜けない難所が続きます。
いつもの登山道とは別次元。
「人の作った道を探してんじゃなくて、どこをどう突破するかを
考えるっていうのは、とても楽しいんだね~、お~」
「あれが御前沢氷河ですよね~」
ようやく、目指す御前沢氷河が見えてきました。
今回はここで終了します。
次回はいよいよ目指す立山の主峰、雄山を目指します。
ももさん、どうもお疲れ様です。
力を入れて降りる際に多賀谷さんが発した言葉です。
苦しいから出たように感じました。
意味は私にも分かりません。
ももさん、鋭いところを文章から疑問を抱き流石ですね。
どうぞ本日も朝晩は冷え込みそうですので、どうぞご注意してお過ごしくださいませ。