日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/11/30 00:10:03
こんばんは!30日(火)は、西日本では朝から次第に雲が広がり
午後を中心に雨が降るでしょう。東日本は昼過ぎまでは概ね晴れますが、
夕方から雨の降る所が多くなる見込みです。北日本は晴れる所もありますが
雲が広がりやすく、所により雨がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。西日本から東海、それに南西諸島では、
雷を伴った激しい雨の降る所もある見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。
訪れるのは北アルプスの立山。
氷河が削った険しい頂を目指します。
綿毛になった
チングルマ
二つの氷河を横断
いつもとは違う
難ルート
氷河が磨いた頂へ
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立山
富山県の東部、幾つもの峰々が連なる立山。
神々が宿るとされる名峰です。
今回はその主峰、雄山(おやま)を目指します。
〇主峰 雄山(3003m)
人々に畏敬の念を抱かせた神々しい山容は氷河によって磨き上げられたものです。
〇室堂(登山口)(2450m)
ケーブルカーとバスを乗り継ぎ、登山口の室堂へ。
ここでガイドの方と待ち合わせ。
こんにちは~。
〇立山ガイド 多賀谷治さん
「どうもこんにちは~。
立山ガイドの多賀谷(たがや)です。よろしくお願いしま~す」
国内外、数多くの岩山を登ってきた多賀谷治(たがやおさむ)さん。
〇1991年 マッキンリー(デナリ)登頂
秋田県出身の多賀谷さんが初めて立山に訪れたのは21歳の時。
山の素晴らしさに加え、人の温かさに触れたことで、富山への移住を決意。
そしてガイドになりました。
「ちょっと変わった旅なんですけれどね、
あの、東側の生きた氷河を巡(めぐ)って、
あの主峰の雄山へ登頂するっていう。
年に一人も歩かないぐらいの面白い所なんですよ」
通常とは違う難ルートに挑む山旅。
1日目
一日目、登山口の室堂からキャンプ場へと移動。
2日目
二日目、稜線を進み、山の東側にある内蔵助氷河(くらのすげひょうが)へ。
ここからが殆ど誰も行かない道。
まずは御前沢氷河(ごぜんざわひょうが)へ。
そして主峰、雄山の頂を目指します。
一泊二日、岩登りの技術が必要な上級者向けのルートです。
〇室堂(登山口)(2450m)
午前11時、標高2450の室堂を出発。
立山を右手に見ながら進みま~す。
「こっち側はね確かに端正なんですけど、
裏側は凄い、岩々しとって、ちょっと一種、岩の墓場のような感じですよね」
「自分なんかはね=、結構裏側の風景も好きなんですよね~、荒々しくて~」
*撮影:9月下旬
まずはキャンプ地を目指します。
僅か1時間余りで到着。
〇雷鳥沢キャンプ場(2280m)
「はい、雷鳥平(らいちょうだいら)キャンプ場到着です~。
ここ張りますね~」
出発時点で、既に標高2000m以上。
高度順応の為、ここで一泊します。
「よいしょっ、立山見えますよ」
目の前の立山が、紅葉真っ盛りです。
「凄いですね~、見渡す限りチングルマだもんね~。
え~、ずうっとですよ」
一面のチングルマ。
花は咲き終え、綿毛になっています。
〇夏のチングルマ(白いお花)
ここで山旅スケッチ。
<山旅スケッチ>
立山ガイドの歴史
〇雄山神社
江戸時代、立山は信仰の対象で、
登れば極楽浄土に行けると信じられていました。
訪れる登山者を案内したのが、麓にある芦峅寺(あしくらじ)集落の人達。
〇芦峅寺集落
*写真提供:佐伯栄治
狩猟を生業(なりわい)としていました。
*写真提供:五十嶋博文
〇立山登山案内者組合
昭和に入ると専門のガイドとして活動する人も。
〇昭和31年 第一次南極観測
屈強で雪にも強い彼らは南極やヒマラヤなど、
極地の冒険の担い手ともなっていきます。
*写真提供:佐伯高男
〇芦峅五人衆
そして芦峅五人衆も誕生。
実は多賀谷さんもこの五人衆との出会いがきっかけでガイドになったといいます。
「教科書に載っとった南極のね~五人衆とか~、
まぁ登山して帰って来るとね、自分達を励ましてくれる人が
その人達だったからね~」
今回はこのあたりで終了と致します。
次回は二日目の朝からスタートを致します。
11月最後の日をお疲れ様です。
そうですか~、行かれたことが以前あるとおっしゃっておられましたね。
確かに忘れてしまいやすいですものね。
なるほど~、明治村やワサビ園ですか。
立山はご存知名水がある地域で、ワサビは伏流水など非常に綺麗なお水が無いと育ちにくいですよね?
一度その立山のワサビで、富山で有名な氷見の寒ブリを食してみたいですね。
どうぞ本日は冷え込むようですので、暖かくして過ごしてまいりましょうね。
昔すぎてあまり覚えていません(^^;)
明治村やワサビ園のことはうっすら覚えていますw