ダム湖
- カテゴリ：日記
- 2021/11/26 13:36:05
こんにちは＾＾
今日はいいお天気ですね。でも、数週間前に比べて明らかに肌寒くなってきました。いよいよ冬が始まりますね……。
さて今日の日記は、そんな寒いけれどお天気のいい日の思い出について書いていきます。僕がまだ学生の頃、大学卒業を控えた1月頃のお話しです。
僕は知り合いの運転する車に乗せてもらい、ダム湖に行くことになりました。実に小学生の遠足(校外学習だったかもしれません)以来に行くこともあり、どんなところなのか微塵も想像できませんでした。
車通りの多い道路をしばらく進み、少しずつ山道に入っていきます。次第に対向車の数は減っていき、たまに数台のバイクとすれ違う程度になっていきました。その日は平日だったので、観光に来るお客さんも多くなかったのだと思います。
ふと進行方向の左側に、青緑色の湖が現れました。あれがダム湖だよ、と知り合いは教えてくれました。太陽に照らされてぴかぴかに光る水面はとてもきれいで、大きくて、感動したのを覚えています。
それからダム湖の駐車場に車を止め、散歩することに。水面を近くで見ることが出来て、こちらもときめきました。当然ながら水質はとても良く、澄んだ水がゆらゆらと揺れていました。公園には野良猫がいたり、立派な吊り橋がありました。すべてのものにいちいち感激しながら、はしゃいでました笑 また案の定、他に散歩している人はほとんどおらず、あの日のあの時間だけは貸し切り状態でした。
そのせいでしょうか、ダム湖には寂しい印象があります。誰にも忘れ去られた湖がダム湖であり、きっと終末の景色はこれだろう、と思ってやみません。実は、この日ダム湖に行く前から感じていたことではあるのですが、実際にこの目で見たことで裏付けされたような感覚がありました。
いい天気でしたが、肌寒く、また日差しは温かい日でした。今日のようなお天気の日です。あの知り合いとは諸事情により連絡が取れていませんが、ダム湖に連れて行ってくれたことに感謝しています。
みなさんは、終末の景色はどのようなものに感じるでしょうか？ぜひ教えてくださいね。
『人工物と自然の溶け合った場所』という表現、とても素敵です。思えば僕も、そういった場所を好む傾向があります。
そうですね、きっとそのような記憶があれば楽しいな、と思います。僕は夢を見ることが好きなのですが、そのような経験し得ない景色を見る楽しさがあることが理由の一つです。
たしかにまっちゃんさんの本日の日記と通じるものがありますね。寺社は本当に不思議な空間で、なにもかも見透かされているような感覚に陥ります。次の日記も楽しみにしています＾＾
人のいない整った公共の空間も好きです。
ダムとか橋とか廃墟とかの、人工物と自然の溶け合った場所には不思議な魅力がありますね。
「見る前に感じていたことが現場で確かめられた」と読んで、人間の中には自分が生きていなかった古い時代の記憶まで存在するのかもしれないと思いました。
こちらの文章と少し趣向の似ている日記原稿を書いたばかりだったので、興味深く読ませて頂きました。
また近々お目にかけられればと思います。