Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③    


こんばんは!24日(水)は、北日本日本海側や北陸では、

雪や雨が降り所により雷を伴い荒れた天気となる見込みです。
暴風や高波に警戒し、大雨による土砂災害などに注意、警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、降雹にも注意が必要です。
北海道太平洋側や関東から東海は概ね晴れますが、
東北太平洋側では曇りや雨となりそうです。
西日本は雲が広がりやすく所々でにわか雨や雷雨があり、
差人では雪が混じることもあるでしょう。南西諸島は概ね晴れる見込みです。

長く険しい 
 尾根道
深まる秋
奥日光の
  絶景

              秋色の奥日光へ
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                女峰山

〇ネイチャーガイド 安倍輝行さん

安倍輝行さん。
新潟の出身ですが、日光の自然に魅せられ、20年前に移住。
ホテルに勤める傍ら、ネイチャーガイドをしています。

*撮影:10月上旬

前回は岩が露出した険しい道。
しかもアップダウンの連続、秘境感満載を感じる所までの紹介でした。
今回は植物の紹介から始めます。

〇ナナカマド

真っ赤に染まったナナカマド。
青空に映える~。

〇ベニサラサドウダン

黄色とオレンジに輝くベニサラサドウダン。

「熟しましたね」

〇オオカメノキ

「こちらオオカメノキという木なんですが、
 美味しそうに見えるのが、多分こちらの赤だと思うんですけども、
熟してるのはもう黒なんですよ」

「さらに良く見てみるとですね、もうなんと、来年の準備を初めているんですよ。
 ここ二つの枝の先に芽があるのが分かるでしょうか?」

〇葉の芽

「こちらは来年の葉っぱの芽です」

〇花の芽

「で、こちら花芽、随分形が違って見えますよね?
 来年の話をすると鬼が笑うなんて言いますが、
 だいたい植物の世界では秋を迎える前に、来春の準備が完了しています。
 ここには紫陽花のようなお花がね、春になると咲きますから、
 その頃はとっても、こう気持ちを和らげてくれると思いますよ」

登り始めて3時間半

「あ~、抜けた~」

「女峰山の山頂、見えましたよ」

〇女峰山(2483m)

「正面の山、一番高~い所」

あれが目指す女峰山か~?

「ずう~っと右手に、こう尾根が続いているように見えると思うんですが、
 ここの区間を一里ヶ曽根(いちりがそね)と呼んでいます。

〇一里が曽根

〇一里≒4km

一里はおよそ4km。
長い尾根が続くことから、この名前が付いたそうです。

「まだまだこれから尾根を辿(たど)って、
 え~、歩いて行くことになりますね。
 じゃあ引き続き参りましょうか?」

一里が曽根を進んで行きます。
道はこれまでに比べ、少し緩やか。

「今まではね、急な登りが多くて大変でしたけど、
 しばらくあちこち景色を眺めながら進めますね」

「このルートはほんとに楽しめるルートなんですよ。
 アップダウンもあれば、こんな風にのんびりと散策出来るような
 雰囲気の場所もあって、景色変化も楽しめるのがこのコースのいいとこですね」

「よいしょ~」

「あ~」

「はぁ」

「はぁ」

「じゃ、ちょっとこちらの方へ」

「見ていただくと、ぐる~っと今歩いて来た稜線。
 それからこれから進む稜線というのが、ずうっと繋がっているのが
 分かります~?
 ここ、馬蹄状(ばていじょう)に谷が空いているんですが、どうやらですね、
 ここ元々、今見えているところ、ぜ~んたいで、大きな山なんだそうです」

え~。

「それが崩壊をして、今この谷が空いていると」

「ほんとにここは大きな山体の時だった。
 いったい山頂はどこにあったんだろうと思いますねぇ。
 見たかったな~と思いますね」

太古の姿に思いを馳せながら、稜線を進んで行く。

標高は2200mを超え、風も冷たくなってきた。

ここで山旅スタイル。

<山旅スタイル>
 稜線歩きの準備

天候が急変しやすい秋、稜線を歩く際にはしっかりした準備が大切です。

「日光の山は関東地方ということもあってか、
 意外と油断をなさっている方もいらっしゃるようなんですね。
 実はこの日光の山は9月の下旬に霧氷が出るなんていうこともあるんです。
 ですから気温が零下になる想定というのも必要になって来ますね」

〇標高100m↑   気温0、6度↓

標高が100m上がるごとに、気温は0、6度下がるといいます。

〇風速1m↑   体感温度1度↓

さらに風速が1m強まると、体感温度は1度下がるとも。

〇市街地に比べ 山頂は10度以上低い

日光の町中と比べて、山頂付近は10度以上気温が低く、
風が吹くと体感温度はもっと下がります。

〇稜線に出たら・・・

防風対策にレインウェアを羽織る

「え~、まず最初はレインウェア、特にこれから進む稜線では
 風が強いことが多くありますから、風除けの対策として
 レインウェアを着て行くといいと思います」

〇昼食等で長く休憩するときは・・・

レインウェア+ダウン

「さらにゆっくりと休憩したい時には、
 その中にダウンを着こむというと、より暖かく過ごせると思います」

秋は薄手のものでOK.
最近は濡れても保湿力が落ちないものもあります。

指先を守ることも大切です。

〇指先対策に・・・

薄手の手袋+防水・防寒の厚手の手袋

薄手の手袋の他にもう一つ、防水防寒効果のある厚手のものを持参して、
重ねて使うと、より安心です。

いよいよ女峰山の山頂へ。

今回はこの辺りで終了と致します。
次回は最大にして最後の難関の所から始めます。

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2021/11/24 22:46
こんばんは!部活前のお忙しい時間帯にコメントをありがとうございます。
お月様が美しい水曜日をお疲れ様です。
とんでもありません、あはは、忍耐ですね。
いつまで続くかです。
ももさん、よろしければ後ほど部活でお話をしませんか?
どうぞよろしくお願いします。
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2021/11/24 22:45
げんさんの日記は毎日感心していますw
良く書けるしよく続く(;'∀')




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