アッシュさんの日記 | ニコッとタウン

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研修

カテゴリ：日記
2021/11/18 21:03:48

私は昔いろんなところでバイトしていろんな研修を受けた。中でも特に印象深かったのがリサイクルショップのバイトだ。

リサイクルショップで働いたことは私の人生をひっくり返すくらい衝撃的な出来事だった。最初研修を受けてマニュアルみたいな本を渡されたのだがそこに書いてあることは最初から最後まで驚きの連続だった。

そこには客が一回の買い物でいくらくらいお金を使うべきとか金額まできっちり書かれていて1ヶ月何回のペースで買い物に来るべきとか子供客の目安も書いてあって子供は何歳で身長何センチとか何歳になると身長何センチになるとかものすごい細かく一歳ごとに記されていて、何歳だと身長が何センチ伸びてそれくらいになると一回の来店でこれくらい金を使って、目線の高さにその年齢の子が好む商品を並べて……とかいろいろ書いてある。私にとってはツッコミどころ満載の研修だった。

しかも笑うしかないのだがそのマニュアルに客が店員に話かける時は絶対トイレの場所を聞く時か商品の場所を聞く時しかない！！って断言口調で書いてあって、そんなわけないだろ！？と思った。

私は品出しやレジ担当だったのだが現実の子供は万引きもするし、店の中に簡易ゲーセンがあってイカサマした大人が店員に取り押さえられて警察がしょっちゅう押しかけてくるような最悪の店だった。チャリで職場に行ってたのだがチャリは盗まれた。

研修で企業側がイメージしてる客はこんなん！っていろいろ言われて、現実の客とのギャップがあまりにも違いすぎる。

現実の客は何も買わずに帰るし、万引きするし、頭が痛いから今すぐ薬をよこせって店員に食ってかかるし、全然イメージと違う。

私の教育係の人が本当は自腹で今どんなものが流行ってるか知るために雑誌を買うべきとか給料のl使い道まで決めようとするし最悪だった。

でも辞めてから時間が経って、どんな業界でも企業側が考える客のイメージと現実って全然違うのでは？と思うようになった。