Nicotto Town



11/17 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2021/11/17
キラキラ
集めた場所 個数
自然広場 10
ビーチ広場1 4

4択  「カレーパン


キラキラ  「自然広場 花壇場 右上角

     「ビーチ広場 テトラポット

4択 好きなパンは? → カレーパン


どれも好きーーーー!!
メロンパン、クロワッサン、カレーパン、焼きそばパン!
この中で仲間外れはクロワッサンだ。
あとの3つは日本発祥のパンだ。

クロワッサンはフランスでは1本のフランスパンと同じお値段がするのでちょっと贅沢する休日の朝食などに食べるとか。
日本では基本三日月型のクロワッサンだが、フランスではバターを使用したやつはひし形、マーガリンを使用したやつは三日月型をしているらしい。

クロワッサンの発祥は1683年にトルコ軍の包囲を打ち破ったウィーンでトルコ国旗の三日月になぞらえたパンを焼き上げた、というものだが実は事実ではない。
クロワッサンのレシピは20世紀初頭のフランスの料理本に現れるがその前には一切ないという。

14世紀のギヨーム・ティレルというシェフのレシピをまとめた物が現代フランス料理の源流と言われている。
それ以降、16世紀にフィレンツェのカトリーヌ・ド・メディシスがフランスに輿入れしてからイタリア料理の影響を受けていくわけだが、17世紀にイタリアから離れフランスらしい料理にしようという流れや18世紀末のフランス革命後に宮廷料理人が町に出て独自に店舗をかまえ、富裕層の一般庶民が通ったりするようになるなど料理の形は変わっていく。その間、多くのレシピ本が出版されている。
19世紀の後半には料理はアカディミックな分野にまで発展している。
フランスは料理文化を輸出する国になっていたのだ。

そこまで発展していたフランス料理のレシピ本に20世紀までクロワッサンのレシピが載っていない、というのならそれは存在してないといっても過言ではないだろう。

では何故そんな伝承が生まれたのか?

1938年に出版された「Larousse Gastronomique」(美食大全)の初版本によるところが大きいという。
この中には前述の1683年にトルコ軍の包囲を打ち破ったウィーンでトルコ国旗の三日月になぞらえたパンを焼き上げたという伝承と共に1686年にオーストリア ハプスブルク家がブタペストをトルコ軍から奪回した際に作られた、という伝承が載っているという。

しかし。
フランスで三日月型のクロワッサンはマーガリン使用だ。
マーガリンは前に調べたが1869年に考案・採用されている。
もし、トルコ軍を打ち破ったことを記念して作られたパンなのなら、バターを使用した方が三日月型でないとおかしい。
勿論、いつの間にか入れ替わってた!が起こり得ないとは言えないが、20世紀までレシピが本に載らないこととあわせると、17世紀のトルコ軍撃破を記念して作られた説は作り話と思っていいのではないか。ただ、それだけトルコ軍に苦しめられ、その撃破を喜んだからこその伝承と言えるかもしれない。

幾層もの油脂と生地が織りなす美味しいクロワッサンは高級パンの代名詞であった。
しかし、自動で作れる機械の出現により一般パンとして皆に愛されることになる。
その機械を作ったのは日本人 林 虎彦であった。
あ、選択肢4つ共に日本人絡んでた。
ほんとに美味しい料理大好きだな~~~。日本人!

アバター
2021/11/17 04:56
オイシイスバラシイネ。




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