Nicotto Town


ナタデココ


とある焼肉店の話 part5


和解後、私とD君は意見が合わなくなり喧嘩。D君は、事を荒立てないように向こうの言う通りにして穏便に行こうと。私は、さっき言った言葉と、付き合っていることを隠してあげていると言われたことに疑問を抱いた。A君、Eちゃんと社内恋愛してたよね?しかも私達、Eちゃんカップルが店長にバレそうなとき、隠すことを協力していたし、よく二人で遊びに行っていて、私達と同じ事をしている。私とD君は、迷惑なんて思ったこともないのに。多分、私が思うにA君はEちゃんが辞めて社内恋愛じゃなくなって、秘密にしなければならないという重荷がなくなったのだろう。A君とEちゃんはバイトの時もあまり話さずって感じだった。だから比較して私達が楽しくしているのが羨ましく妬んでいるのだと考えた。同じ境遇だったのに分かり合えないものなのだと思った。しかし、ここまでになったのは、店長がポンコツだからだろう。シフトの管理はできていない、アルバイトのことは分かっていない、自分がやらかしても人のせいにして怒り出す。世間や社会に出たことのない、金持ち坊っちゃんと言ったところだろうか。アルバイトで社内恋愛禁止って初めて聞いたが、するものはするだろう。出会いがないのだから。アルバイトは、素敵な出会いがある一つの場だと思っていた。私とD君は、お互いが納得いくまで話し合いをした。

 

数日後、シフトを見た。とてつもなく怒りが込み上げてきた。それは、散々私達に言ってきた、A君、B君だが、たくさん休んでいた。A君もB君も彼女と旅行や遊びで休んでいる。私達は、言われたからたくさん入って助けているのに、意味が分からない。その時思った。信じられない。もう知らないと。そう、私達は、自分達の事を考えて行動すればいいと。人に左右される事なんかない。人に言うけど、自分も同じことをする人とは関わりたくないと思った。その日から私とD君は、焼肉店の人を信頼することも協力することも辞めた。ただ、稼いで帰る。いつもバイト終わりにみんなで食べていた賄いも、食べるのをやめた。

だんだん亀裂が入ってくる。AB君は、私達が距離を置いているのを勘付き始め、周りのアルバイト達に私達のことを、ないような話を作り上げグループを作り、私たちの悪口を言っていた。仲が良かったのに、付き合っているというだけで周りから悪口を言われる。しかも、発端はA君。A君はEちゃんと一緒に、私とD君をくっつけようとさせていたのに、今では悪口を言って楽しんでいる。A君は、仲がいいとよく見えるが、中身は自己中心的な人だった。仲のいいEちゃんとも話すことは控えなくなった。気まずくなることはなかった。私とD君は、自分達のことだけ考え行動していたからだ。D君は、私の事を一番に考えてくれていたのだ。

 

5月の給料日、明細表をみると労働時間や金額が少なすぎる。前にもそういうことがあったが、店長に言うとそれであっていると突っぱねられた。いくら何でも少なすぎるので、店長に言っても意味がないから、バイト先にいた店長のお母さんに報告した。すぐに確認してくれた。すると。2万円も違ったのだ。有り得ない!!店長は、最近やり方を変えたから私のところだけ計算式がおかしくなっていたのだと説明するが言い訳にしか聞こえなかった。前にもおかしかったところがたくさんあったが、もめたく無いので今回の件だけで済ませた。にしても、2万円は大きすぎる。益々、怪しいと思い始め、私の給料も故意にしたのだと思ってしまった。このこともあり、ポンコツ店長とも距離をもっととるようになり、バイトを辞めることにした。店長に本職が忙しいので6月末にやめると伝えた。私が、店長の事を避けているのは向こうもわかっているだろう。何も言わず頷くだけだった。仲のいいアルバイトから聞いた話だが、店長は私のことが怖いらしい。物事をはっきり言うからだろう。6月末に辞めることになった私。D君は、早く辞めてほしかったみたいで喜んでいた。なんだか寂しかったけど、残ってもいいことがない。D君との時間だけで十分だと思った。

 

ある日、A君が私の送別会をすると言い出した。私は、してほしくなかった。みんなで集まって飲みたいだけで、私の送別会に対するような感じではないと悟ったからだ。話は、進み7月の給料日に送別会が決まった。店長のことが嫌いなので、店長は無しにしてもらった。7月私は、もう焼肉店を辞めている。私もD君も嫌な予感がした。

 

無事、焼肉店のバイトを終え辞めた。最後に、店長に頑張ったと握手をされた。気持ち悪かった。やっと終えたことに、肩の荷がおりた。次の日、私は焼肉店を辞めたのでLINEのアイコンをD君との足を映したものに変えた。D君が、彼氏がいるということが分かるものに変えてほしいと言っていたからだ。それが思わぬことに。

その日の夜、私とD君は家にいた。夜中にいきなりポンコツ店長から、連絡が来た。かなり怒っているようだ。暴言がすごくパワハラに近い文章だった。それは、私のLINEのアイコンを見て、付き合っていることに気が付き、社内恋愛していたと怒っているのだ。私達からすれば、辞めたのだからいちいち言ってくることではないと思った。D君は、面倒ごとは嫌で、付き合っているというだけで、私達の関係が悪くなるなら辞めると決意しました。

私の方にも、連絡が来た。辞めたので関わりたくないから無視する私。店長の怒りはおさまらず、明日D君と店長が話し合いをすることになった。キレたら何をするかわからない、人の胸ぐらをつかむような店長なので心配だった。何かされた時に、証拠を残せるように会話を録音してほしいと私はD君にお願いした。D君は、初めはそんなことしなくても大丈夫という感じだったが、私がとても心配していたので録音することを約束してくれた。焼肉店を無事に辞めたと思ったが、辞めた後も言ってくるとは思ってもみなかった。明日が心配で今日は中々眠れなかった。

 

次の日、私はいつも通り仕事に出勤する。D君が今日話し合いと考えると、頭がそのことばかりに気を取られて、中々仕事に集中できなかった。話し合いの時間になった。大丈夫かとひやひやする。心配だった。

仕事中、電話が掛かってきた。D君からだ。どうなったのか気になったので、結果を聞いた。だが、私はショックを受けた。D君は、辞めないと言ったのだ。なぜか聞くと「アルバイトのメンバーは、辞めてほしくないって。辞めたら全員を裏切ったことになるから、信頼を戻すために残ろうと思った。」と言った。話だけじゃ分からないので、録音していた会話を聞くことにした。私は、とても気分が悪く腹が立った。録音していた内容が最悪だったからだ。社内恋愛し隠していたことを謝るD君。しかし、隠していたことに怒るのではなく、アルバイト全員にも隠して騙していた事に怒っていると店長は喧嘩口調。だから皆の信頼を裏切ったと言う。更に、何か机を叩くような音。D君のことをお前呼ばわり。怖がるD君の声。辞めたら俺らのことを裏切ったとみなすと脅していた。私が聞く限りでは、話をうまく丸め込まれていた。

 

今日はここまで^^


自分でもすごい経験をしたと思ってます(´;ω;`)ウゥゥ


次回もよろしくお願いいたします。




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