Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~2021イベント用10月5

お気に入りコーデ

もらったステキコーデ♪:30


あかい華が咲く。
血の華が開く。
定めの時、吸血姫の帰還。
まどろみに溶けようとする夜の街が
華の海に沈むまで、あともう少し。



ヴァンパイアの仮装なんですけどねw

一番楽しいコーデは単品組み合わせ。
赤と黒でまとめてみました。
ハロウィンだとオレンジにしたくなるけど
単品オレンジがあまりないので。



吸血鬼小説について少し。

自分がかつて一番怖い存在だと思っていたのが吸血鬼。
ある時、それが反転して、たまらなく好きな存在になった。
後になって、性的な恐怖が性的な好奇心に変わったのかな、と。
吸血鬼はそういう系のメタファーだしね?

でまあ、それなりに色々読んだりしてきたんですよ。
ノーマル、BL、GL色々ありました(遠い目)。

そんな中で一番インパクトがあったのが
ナンシー・A・コリンズの『ミッドナイト・ブルー』
(早川FT文庫、全3巻)

アメリカの裕福な家の娘が、ロンドン旅行ではっちゃけて、
イケオジにふらふらついていったあげく、
血を吸われて犯られて殺られてポイ捨てされた…。
イケオジはヴァンパイアの大物で、彼女もまた変質するのだが、
死にかけのところを現代医学で救われちゃったため、
脳の劣化がほとんどないままヴァンパイアになって、
普通のお仲間よりも力を持ってしまった。
生前のお花畑お嬢の人格も消え、
レザーファッションにミラーサングラスの
パンクでサディスティックなSMの女王様になってしまう。
そんな彼女は諸悪の根源男(モーガン)に復讐しようとする。

正直、このぶっ飛んだ設定と、
対モーガンあたりはとても面白かったけれど
ヒロインの恋愛とか世界設定はちょい残念。

でもそれを置いても、ソーニャ・ブルーというヒロインの
吸血鬼ものの中でも特異な存在は、
私の中で最上位に位置している。
…でも、この話の中のキャラ、誰とも関わりたくない。
ソーニャも「面白い」とは思うけど
「好き」とは違うんだよなあ。




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