日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/10/25 01:09:18
こんばんは!25日(月)は、北日本は晴れますが、東日本から西日本は
雲が広がりやすく、太平洋側を中心に雨の降る所が多い見込みです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
山の麓に広がるブナ林
標高が上がると
秋の世界が・・・
神秘的なご来光
朝日に輝く草紅葉
黄金色の大湿原へ
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八幡平
〇登山ガイド 齋藤直昭さん
八幡平に年間20回以上登るという、
地元秋田県出身のガイド、齋藤直昭さんです。
前回は夕食を小屋のすぐ近くにあるベンチできりたんぽ鍋を食しました。
目の前にある八幡沼の近くで就寝のところまでの紹介でした。
今回は八幡平の頂上を目指します。
2日目
5:00 a.m.
翌朝5時
おはようございます。
「おはようございま~す、じゃあご来光を見に行きましょうか?」
はい。
小屋のすぐ近くにとっておきの場所があるんだって~。
わぁ~、空が色付いてる、これは期待出来そう。
〇八幡沼展望台
「はい、ここは八幡沼展望台で~す。
あと少しでご来光ですね~、楽しみですね」
雄大な八幡沼、その奥から太陽が昇ってきます。
「出てきました、いいですね~、
お~、綺麗だ、凄い」
ほ~んと、凄~い。
突然、水面から霧が。
ご来光を浴び、霧が輝いています。
神秘的な光景です。
午前7時小屋を出発
この日は湿原を散策した後、八幡平の山頂を目指します。
木道の周りは、一面草紅葉。
朝日を浴びて一層金色に。
この時間ならではの景色です。
「あっ」
どうしたんですか?
「見てください、これ、チングルマの綿毛です」
綿毛?わっ、ほんとだ~。
〇チングルマ
「これ、白い花が咲くんですけれども、
秋になるとこういったフワフワの綿毛が出来るんですよ、綺麗ですね~」
さらにこの時期のチングルマは、葉っぱが赤く色付きます。
まさに秋いっぱいの八幡平です。
どこまでも続く黄金色の大湿原。
湿原の先には、針葉樹の森が広がっています。
出発して2時間、間もなく到着です。
「はい、お疲れ様でした~、八幡平頂上到着で~す」
ありがとうございました。
「じゃね上、展望台になってますので、行ってみましょうか?」
〇八幡平頂上(1613m)(八幡平市)
八幡平の山頂、標高は1613mです。
「お~、雲海だ~、凄い。
雲海見えるのは凄い珍しいんですよ、ラッキーですねぇ」
針葉樹の森の奥、真っ白い雲が海のように人がります。
山も見えたらな~。
「山ね、実はね、あそこ見てください」
えっ、あれですか~?
「あれねぇ、青森の岩木山っていうんですよ」
〇岩木山
へぇ~、そんな遠くまで見えるんだ?まるで雲に浮かんでるみたい。
〇登山ガイド 齋藤直昭さん
「八幡平はやすらぎの山ですねぇ。
優しさに溢れてるというか、どこ歩いても、
東北特有のこうゆったりした時間っていうのも楽しむことが出来るので、
何回来てもやっぱり癒されるんで、どうしても来てしまいますね。
ここが特別な場所だからでしょうね」
平らな山に広がる大自然、秋の八幡平で癒しの時間を堪能しました。
JR盛岡駅から車で1時間、安比高原からスタートをしました。
始めは森の中を進みますと、白い木が立ち並んでいました。
ここには二次林と呼ばれますブナ林が広がっていました。
そして茶臼岳を目指しました。
歩き始めて5時間、標高が1500です。
そこにはナナカマドはオオカメノキが生えていました。
そして茶臼岳の山頂に到着です。
とても凄い眺めで岩手山が見え、さらには八幡平も見えました。
高山植物のエゾオヤマリンドウの紫色が美しかったです。
しばらく行きますと、木道がありました。
そこを進んで行きますと黒谷地湿原がありました。
とても草紅葉の金色の絨毯のような光景が美しい所でした。
源太森に到着し、八幡平を一望できる絶好ポイントがありあました。
そこからは八幡沼が見え、綺麗でした。
八幡沼の畔には陵雲荘という無人の小屋がありました。
高山植物が生え、岩手山や岩木山が見える八幡平。
平らですがとても懐が深い、色々な意味で厚みの大きな素敵な山でした。
雨の現在です、どうもお疲れ様です。
そうですね、やすらぎの山って素敵な表現ですよね?
はい、そうですね、温かいイメージがありますね。
ももさん、どうぞ疲労で体調を崩されないようにお過ごしくださいませ。
東北って温かいイメージですよねw