日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/10/22 00:31:42
こんばんは!22日(金)は、九州南部から東海、及び東北南部では概ね晴れますが、
その他の地方では雲が多く、関東では雨の見込みです。
また九州北部では午前中を中心に、西日本日本海側から北陸では
午後を中心に雨の所があるでしょう。
特に関東では日中も15℃を下回る所が多い見込みです。
訪れるのは八幡平(はちまんたい)。
青と緑、そして黄金色に輝く山頂部で、秋を満喫します。
山の麓に広がるブナ林
標高が上がると
秋の世界が・・・
神秘的なご来光
朝日に輝く草紅葉
黄金色の大湿原へ
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八幡平
〇岩手山(2038m)
東北を代表する山、岩手山。
その北側に位置するのは岩手県と秋田県に跨る八幡平です。
〇八幡平(1613m)
名前の通り山頂部は真っ平。
沼が点在し、大湿原が広がっています。
この山のもう一つの特徴は、アクセスの良さ。
なんと山頂のすぐそばまで道路が。
一番短いルートでは、わずか40分で頂上へ。
道も整備されていて、家族連れで楽しむことが出来ます。
そんな八幡平への山旅。
今回は二日間をかけ、じっくりとその魅力を味わいます。
JR盛岡駅から車で1時間。
〇安比(あっぴ)高原
標高850mの安比高原で待ち合わせ。
八幡平に年間20回以上登るという、
地元秋田県出身のガイド、さいとうなおあきさんです。
〇登山ガイド 齋藤直昭さん
おはようございます。
「おはようございま~す。
ガイドの齋藤です、よろしくお願いしま~す」
よろしくお願いしま~す。
どんなルートなんですか?
「手軽に登れるのが八幡平の魅力なんですけれども、
今回のルートは、自然の変化も楽しめるルートになってますので
楽しみにしてください」
今回は一泊二日、中級者向けの登山です。
1日目
一日目、まずはブナの林を進み、大展望が広がる茶臼岳の山頂へ。
その後、源太森(げんたもり)を通って
八幡沼の畔(ほとり)にある小屋で一泊。
2日目
翌日、八幡沼展望台からご来光を拝んだ後、湿原を散策。
山頂へと向かいます。
*下山は八幡平登山口へ
「じゃあ行きましょうか?」
はい。
まずは森へと向かいます。
森の中へ。
「しばらく平坦な道続きますので、
ウォーミングアップのつもりで歩きましょう」
はい、分かりました~。
わぁ~、白い木が立ち並んでる。
齋藤さん、素敵な場所ですね~?
「そうですね~、これら辺りの木は白い樹皮のものがブナになります」
ブナ?
「はい」
これ、全部ですか?
〇ブナ
「そうですね、ほとんどがブナになってますねぇ」
へぇ~~。
綺麗に並んで生えてますねぇ。
〇二次林(にじりん)
「これは二次林というブナの林になってますね」
かつてこの辺りでは、ブナの木を薪として使っていました。
しかし、一部を切らずに残していた為、自然に森が再生したんだそうです。
この日はまず茶臼岳を目指します。
〇茶臼岳
いよいよ本格的な登り。
おや?道の真ん中に木が倒れてる。
「下潜(くぐ)ると大変なので、こっち、
端(はじ)を周って行きたいと思います」
はい。
「木の上滑りますので、ゆっくり行きましょう」
ういっしょっと。
「あ~、いい感じで~す、気をつけてくださいね」
よしっ、越えた~。
「はい、いい感じです」
ありがとうございます。
歩き始めて5時間
標高1500mにまで登って来ました。
「あっ、色付いてますね~。
見てください、こちらナナカマドという木になりますね」
〇ナナカマド
わ~、真っ赤、青空に映えますね~。
「秋の訪れを感じますね」
ほ~んと、秋って感じ。
他の木も色付き始めていました。
〇オオカメノキ
こちらはオオカメノキ。
葉っぱが亀の甲羅のような形をしています。
わぁ~、開けてきた。
〇茶臼岳(1578m)
「はい、お疲れ様でした~。
茶臼岳山頂に到着で~す。
今日は最高の景色が見れますよ」
お~、凄い眺め~。
「あれは岩手山になりま~す」
あの大きい山か~?
〇岩手山(南部富士)
富士山みたいな形から、南部富士とも呼ばれているんですって。
八幡平は見えますか?
「はい、岩手山があちらに見えますよね?
あそこからずうっと稜線が続いています。
続いてて、平らな所、あそこが八幡平です」
〇八幡平(1613m)
ほんとに平なんですね~。
「どこがピークか分かりませんね」
ここで山旅スケッチ。
今回はこの八幡平が見えた所までと致します。
次回は八幡平にあります沼の紹介から始めます。
冷え込んでいたでしょう金曜日をお疲れ様でした。
はい、そうなのですよ、映像でも平らでどこが頂上なのか分かりませんでした。
なるほど~、その可能性もですね。
もう一つの平らな山は、新潟県の苗場山ですね。
こちらも山頂部が平らで面積が東京ドーム100個分ありまして、
なおかつ池塘と呼ばれます池が複数ある自然が多い山頂部です。
とても素敵な山ですね。
もしや山頂が噴火で無くなったとか?( *´艸`)