Nicotto Town



マスコミは何故此の問題を避けるのか?


アフガニスタンから自衛隊が救出出来た邦人は一人だった。

マスコミは此の問題を何故大きく取り上げないのか?

其れには一つには自衛隊法があったからだろう。

============ー

23日に行われた加藤官房長官の会見では、今回の自衛隊派遣に関する国内法上の根拠は自衛隊法第84条の4に規定されている「在外邦人等の輸送」であることが示されました。これは、外国で災害や暴動といった緊急事態が発生し治安が悪化したような場合に、外務大臣からの防衛大臣に対する依頼を通じて、自衛隊がその国にいる日本人および特定の外国人を国外に退避させるというものです。ただし、この措置を実施するに際しては、現地の治安状態が輸送を実施する航空機や車両の運行を安全に行うことができる状況にあることが前提とされています。

 また、現地に派遣される自衛官には、自分自身や自分の管理の下に入った人の生命や身体を防護するため、事態に応じて必要と判断される限度において武器を使用すること(自己保存型武器使用)が認められており、現場で輸送対象者に危害が加えられそうになった場合には、武器を使用することができます。さらに、必要であれば輸送機や車両を防護するための「武器等防護のための武器の使用」(自衛隊法第95条)を行うことも排除されません。

また、今回の自衛隊派遣についてはいくつかの問題点が挙げられます。たとえば「在外邦人等の陸上輸送」が想定されていないという点です。

「在外邦人等の輸送」は、基本的に航空機によって実施されることが想定されていますが、自衛隊法第84条の4第3項に基づき、車両を使用した陸上輸送を行うこともできます。しかし今回の派遣では、自衛隊による陸上輸送は想定されておらず、退避希望者は自衛隊の活動拠点であるカブール空港まで自力でたどり着く必要があるのです。

 

 陸上輸送を行うことができない理由のひとつとして考えられるのは、輸送活動の実施に関する前提条件との抵触です。すでに説明した通り、「在外邦人等の輸送」を行う場合には、これに用いられる航空機や車両の運行に関する安全が確保されている必要があります。ここでいう「安全」というのは、航空機や車両の運行に支障をきたす状況が発生していないことを指すと解されています。

また「在外邦人等の輸送」と、より危険な状況下でも日本人などを救出することができる「在外邦人等保護措置」(自衛隊法第84条の3)は、基本的に領域国からの同意が得られていることが前提とされており、とくに後者の「在外邦人等保護措置」では、これを実施する際の要件として「領域国の同意」が自衛隊法上も明記されています。したがって、今後も同様の事態が発生した際に、もし「在外邦人等の輸送」では対応できないような緊迫した状況が生起した場合、現地にいる日本人の救出を行うことができなくなる可能性が高いのです。

 

 そこで、今後の課題として、領域国の同意が得られなかった場合でも在外邦人などを保護することができるよう、国内法の整備を進めるとともに、国際法上の説明もあわせて整理する必要があります。
https://trafficnews.jp/post/110129
==================
つまり此の問題を掘り下げて行くと自衛隊法の改正が邦人を保護するためには必要となって来るのです。

今回は一日早く行動を起こした韓国を含めて他の国は其々の国の邦人及びアフガニスタン人を沢山救出させています。

では何が問題であったのかと言うと日本の海外における情報収集能力と機動力が違うという事でしょう。
何に付けても日本の海外での情報収集能力の遅さと其の対策の遅れには目を覆う物があります。

其れは国民も認める事でしょう。
日本に足りないのは自衛隊法改正だけでは無い様です。
海外での情報収集能力も極端にお粗末であると言わざる得ません。
色々なセキュリティーの甘さも感じます。

今回の女子高生が遺体で発見されたのも生きていたうちに彼女を救出できなかったのは少なくとももっと訪販カメラを設置できていれば彼女が乗った車から犯人の自宅は見つけられたと言う海外では常識で存在しているシステムがありません。
総ての車には必ず位置情報と持ち主の住所が解るシステムが義務付けられています。
此れは誘拐犯から被害者を生きている内に救出すると言う「被害者を守る」と言う基本的な人権を優先して犯人の人権を守ると言う日本の思考とは真逆の思考を日本以外の国が取っているからです。

此の二つの例から見ても日本には他国から20年も遅れた此の国の思考を根本から変える必要があると思います。

だが、此の二つともマスコミは避けて報道している。
其れが此の国の一番の問題点だと思う。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.