日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/08/31 00:31:21
こんばんは!31日(火)は北日本で晴れる所が多くなりますが、
北海道では雷を伴った雨の降る所があるでしょう。
西日本から南西諸島は概ね晴れますが、四国や九州では、
午後ににわか雨の所もありそうです。
今回訪れるのは苗場山。
真っ平な山頂部、そこに湿原が広がります。
雪解け水が流れる
清らかな滝
初夏を喜ぶように
咲く花々
楽園のような
山頂の湿原
初夏!輝く天空の大湿原
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苗場山
長野と新潟に跨って聳える苗場山。
標高2000mを超える真っ平な山頂部には広大な湿原が。
初夏になるとここに雪解け水が溜まった池が無数に現れます。
旅のスタートは長野県側の山里。
冬は深い雪に閉ざされます。
〇秋山郷
マタギ文化が受け継がれている日本の秘境の一つです。
山の麓にある苗場神社でガイドの方と待ち合わせ。
〇苗場神社(里宮)(761m)
おはようございま~す。
ガイドの方「はい、おはようございます」
高波さんですか?
「はい」
〇登山ガイド 高波太一さん
「今日ガイドさせていただきます高波です」
〇山小屋「遊仙閣」(2006年まで営業)
高波さんの父親は苗場山の山頂で2006年まで山小屋を営んでいました。
高波さんもその手伝いをしながらガイドになりました。
〇父 菊男さん
山菜の時から登り続けている苗場山は体の一部のようになっているといいます。
「急登を登って行って、その~苗場山の端っこにパッと出るとですね、
そこに物凄い大湿原が広がっているというのかね
やっぱり苗場山にしか無い魅力かなと思いますね」
カランカランカラン♪パッパ♪
今回の登山ルートです。
1日目
麓の苗場神社を出発、沢沿いの道を進みます。
その後森を抜け岩場を越えると広大な湿原に到着。
そして苗場山の山頂へ。
近くの山小屋で一泊。
2日目
良く朝、ご来光を拝みます。
帰りは来た道を戻ります。
往復9時間半、中級者向けのルートです。
*撮影:6月中旬
午前9時出発
あれ?長靴?
「うちはおじいちゃんもお父さんも代々長靴で山歩いているんですね。
この時期は苗場山は結構ドロドロとか残雪とかがありますね。
これだと凄く歩きやすいですね」
へぇ~、そのお尻に付いてるのは?
「お尻のは、あれ~、熊の毛皮なんですけど、尻皮っていったりしてますね」
〇尻皮
「雪の上を座る時に凄くあったかいので付けています。
ちょっと古いかもしれないですけど、
こうやって苗場山に合ったスタイルになっていますね」
苗場山への道、周辺は苗を植え終わったばかり。
「ちょうど今、田植えの時期なんですけど、
水張ってですね、この水もみんな苗場山から生きている水ですからね、
凄い水の豊富な所なんですけど、
このここ流れてる水もみんな苗場山の雪解け水がここまで集まってきて、
それがこう田畑潤している所ですね」
〇小赤沢川
いよいよ山道へ。
「小赤沢川(こあかざわがわ)っていうんですけど、
お花なんかもね生えておりますんで、
足元見たり、水を眺めたりしながら進んで行きましょう」
は~い。
わぁ~、滝だ。
「この滝、大ゼンノ滝っていうんですけれど、
まぁ落差15mあるといわれてまして~」
〇大ゼンノ滝
大ゼンノ滝、苗場山からの水が豪快に流れ落ちます。
さらに沢沿いを進んで行きます。
「沢音が響いてますねぇ、凄く。
綺麗な沢ですよ~」
「ここね~、少し~、登った所に私の凄い好きな~滝が一つありますので、
ちょっと行ってみましょうか」
はい、期待しちゃいます。
わっ、見えてきましたね~?
「名も無き滝なんですけど、
凄く岩肌に沿って優しく流れている感じの滝なんですね~」
岩肌を撫でるような優しい水の流れ、見入ってしまうなぁ。
ここで山旅スケッチ。
今回はこの名も無き滝の所までと致します。
次回は苗場山の水の恵みについての紹介から始めます。
ももさん、お忙しいお時間にも関わらずどうもコメントをありがとうございます。
お疲れ様です。
なるほど~、ない方が神秘的ですか。
そうかもしれませんね。
そこが素敵な静けさの色々な深みがある滝ですね。