日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/07/29 00:27:01
こんばんは!29日(木)は北日本から東日本で雲が広がりやすく、
所により雨が降るでしょう。雷を伴い激しく降る所もある見込みです。
落雷や突風、短時間強雨に注意してください。
西日本は晴れる所が多いでしょう。
近畿から中国では処によりにわか雨や雷雨がある見込みです。
南西諸島は晴れや曇りとなりそうです。
清流沿いに
稜線を目指す
雪解け水が育む夏の花々
白亜の奇岩を彩る
可憐な花
そして山頂の大展望へ
北アルプスの女王
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燕岳
*この番組は2019年9月に放送したものです
〇登山ガイド 高木律子さん
*撮影:7月中旬
前回は常念乗越にある山小屋の診療所のご紹介までをしました。
今回は大天井岳を目指します。
午前11時10分
常念乗越を後に横通岳(よことおしだけ)から大天井岳を目指します。
気持ちいな。
「ちょうどあの常念の山頂も見えてきましたね」
うわぁ~、大きな山ですね~。
「そうです、凄くあのどっしりした山で、
あの登山道は岩の上をずっと歩いて、
山頂も岩に覆われていて、登り手のある山ですね」
〇常念岳(2857m)
「ちょっと見られなかったあの穂高連峰が随分見えてきました。
ど真ん中のこうどっしりしたピークが奥穂高岳。
左側に尖っているのが前穂高岳です」
〇奥穂高岳
〇前穂高岳
「さっきは常念に隠れていた二つの山頂もばっちり。
30分歩いただけで見える景色が変わるんだなぁ。
稜線を歩くこと1時間余り
だいぶ雰囲気が変わって来ましたね。
「あっ、はい、この山域全体的にこう花崗岩の岩で覆われていて、
この辺り特に岩がゴロゴロしてるのが目立つ所です」
「可憐なコマクサ咲いてますよ。
今、一番いい時ですね」
〇コマクサ(ピンク色のお花)
あ~、素敵、こんな岩の間に咲くんだ。
「ガレ場に良く見られる植物で、
あの~、高山植物の女王と呼ばれてます。
ちょうど今逆行がこう花に当たってこう透けて色が凄い可愛いですね。
いちごみるく色」
いちごみるく?ちょっと美味しそう。
〇東天井岳
横通岳を越えて東天井岳へ。
少し雲が出てきましたねぇ。
「そうですね、段々雲が湧いてきて、
あのちょうどあの麓の安曇平で暖められた空気がこう山肌に上がってきて、
冷やされて雲を作るんですね。
コントラストがはっきりしてますね。
あの、ザッツ夏山です」
稜線の東側は雲が湧いているけど、目指す方向はまだ青空。
天気もってくれるといいけどなぁ。
「ここ一面、お花畑になってますよ。
ちょっとウォッチングしてきましょう」
わぁ~、綺麗、見事なお花畑ですね~。
「はい、大群落ですね、何種類も見られます。
今、一番目立つのが、ミヤマキンポウゲで、黄色いお花ですね。
あとハクサンイチゲという白いお花。
毎年ここの場所だけが特にお花畑が発達するので
いつも通ルの楽しみにしてる所です」
〇ミヤマキンポウゲ(黄色のお花)
可愛いお花がいっぱい、癒されますね~。
〇チングルマ(白と黄色のお花)
〇タカネヤハズハハコ(ピンクと黄色のお花)
お花畑を過ぎると、わぁ~、また視界が開けてきた。
「今日のゴールですね、ちょうど正面に見えます」
〇大天井岳(2922m)
天上のように高い堂々とした姿から名付けられた大天井岳。
一体どんな景色が待ってるんだろう?
午後2時
出発から8時間、随分雲が多くなってきたなぁ。
「あそこ雷鳥がいます。
すっごい保護色で分からなかったです」
えっ、どこどこ?
あっ、いた。
〇ライチョウ
こんな道の真ん中で何してるんだろう?
「お尻の下、ピューピュー動いて。
あっ、雛が隠れてた~。
温めてたんだぁ」
可愛い、母鳥と雛ですね~。
「雷鳥はその雛が産まれた後はカップル解消してお母さんだけが子育てをする」
ほんとに仲良し親子ですね~。
お母さんが離れると、ほら追っかけてく。
午後2時30分
出発から8時間半、山小屋に着いた。
「こんにちは~」
宿の男性の方「お疲れ様でした~」
「お世話になります、よろしくお願いします」
宿の男性の方「お疲れ様でした~」
「あったか~い」
一日、お疲れ様でした。
今回はここまでと致します。
次回はガイドの高木さんに山のティータイムをご紹介していただきます。
夜遅くにコメントをありがとうございます。
そうでしたか、素敵な置物をご購入なされたのですね。
そうですか、素敵ですね。
今もあるとは良い思い出ですよね?
まだありますよ(^^;)