大雪山のお花畑に会いに。
- カテゴリ:日記
- 2021/07/08 20:59:52
ここの所、yahooの天気予報で大雪山付近の天気はずっと傘マークが出ています。
このままでは花のピークを過ぎてしまうので、とりあえず登ってきました。
コースは、大雪高原温泉⇄お花畑⇄緑岳⇄小泉岳、往復で十数キロの道のりです。
高原温泉に車を停めて登山道へ、早速 固有種のダイセツヒナオトギリが出迎えてくれました。
オトギリソウの仲間で背が低く温泉の地熱のあるところに生えています。
樹林帯を鳥の囀りを聞きながら林床の植物を見ながら急峻な登山道を登り、第一お花畑に・・・。
あれっ・・・?
例年ならば何かしら咲いているはずなのですが、第一・第二・第三お花畑は雪渓・雪田の中。
しょうがないので、そのままスプーンカットの雪渓を永遠と歩き、がれ場にでます。
がれ場に出ると砂礫の所には、それなりに高山植物が咲いています。
ロックガーデンのような登山道を登り緑岳に。
普通のピークハントの登山客は大体ここで折り返し下山です。
でも、高山植物の楽園はここからがスタート地点。
緑岳を下りまた登り返し緑だけよりも高いところまで登って行きます。
若干ピークは過ぎてはいたものの、本州だと3000mi以上の標高じゃないと咲いていない高山植物の花園です。
本州の標高3000m以上の高山植物は切り立った稜線や崖などに咲いており、大雪山の山の上の丘に一面に永遠と色々な種類、群落で咲いている環境は日本にはここだけのはずです。
大雪山国立公園は神奈川県と同じくらいの広さで登山をする山と言うよりも表大雪からトムラウシ山、十勝方面に縦走する場合は旅をする山です。
今日は日帰りなので時間が許す限りの時間を高山植物を愛てきました。
ここから先は、植物に興味がない人は流してください。
樹林帯で咲いていた花:ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ミツバオオレン、ジンヨウキスミレ、シソバキスミレ、ハクサンチドリ、ショウジョウバカマ、ミヤマハンショウズル、コヨウラクツツジ、ウラジロナナカマド、タカネナナカマド、エゾイソツツジ、ヒメイソツツジ、エゾノマルバシモツケ
ちらほら咲いていた花:エゾコザクラ、キバナシャクナゲ、エゾノハクサンイチゲ、ナガバツガザクラ、コケモモ、イワブクロ、ミヤマアズマギク、イワヒゲ、イワブクロ、ホソバイワベンケイ、レブンサイコ
風衝地のお花畑で群落していた花たち:イワウメ、タカネスミレ、チョウノスケソウ、コマクサ、ミヤマキンバイ、メアカンキンバイ、ホソバウルップソウ、エゾタカネツメクサ、イワツメクサ
固有種:ダイセツヒナオトギリ、エゾオヤマノエンドウ、ホソバウルップソウ、キバナシオガマ、エゾハハコヨモギ、
今、思い出せるのはこのくらいです、間違っていたらごめんなさい。
綺麗な物に接すると、気持ちも清くなれそうで、最近は汚れている私の気持ちも少しは浄化されたかな。
今夜は頭の中までお花畑で良い夢が見られそうです。
その時初めてコマクサを見つけて元気になったのを思い出しました❣❣( ^ω^)
自然には人を癒す力がありますね!
自生で、種類がこれだけあって、丘の上に一面に続く花畑、、
これは素晴らしいですよね!
私はあまり自生地を巡ったりできていないですが、
丘の上一面に、、というと笹か、カルストのハンカイソウしか
まだ見たことないんです。
往復で十数時間ですか、、足腰が丈夫なうちに行かないといけませんね。
いつか行きたいなあ。
クリルさんの記事を読んだだけでも、頭の中がお花畑になりました^^
また後日、どんな姿のお花かひとつずつ調べて見させてもらいます!
しばらく遠出してません。
良い夢見れましたか??^^