日本百名山 ~ BSプレミアム~ 4
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/07/08 00:38:21
こんばんは!8日(木)は西日本から東日本で曇りや雨となり、
日本海側を中心に雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
局地的な大雨となる見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、
低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。
北日本も曇りや雨となる見込みです。南西諸島は晴れるでしょう。
富士山を眺めながら
花咲く峰々を越えていく
やがて大きな川となる
多摩川の源流
深い森に息づく新たな命
緑あふれる大パノラマが
待つ頂へ
雲取山
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水と緑の秩父縦走
*この番組は2018年7月18日に放送したものです
〇木下浩一さん
雲取山の麓の村で生まれ育った木下浩一(きのしたひろひと)さん。
幼いころから秩父の山々を歩き、今は雲取山で山小屋を営んでいます。
*撮影:6月初旬
前回は1日目、無人小屋の使い方のご紹介までをでした。
今回は2日目、雲取山の山頂を目指します。
2日目
朝6時
「おはようございます。
え~、きょうは雲取山へ向けて出発しましょう」
雲取山目指して6時間余りの縦走です。
ゴツゴツした岩が多い道。
笠取山とは何だか雰囲気が違うなぁ。
「こっち見てください。
この辺に来ると岩の感じが尖った石が多いんです」
〇堆積岩(たいせきがん)
これは古い地層にある堆積岩。
雲取山周辺で良く見られる。
そしてこの深いV字の谷。
水が長い年月をかけて岩を削り取って出来たもの。
こうした沢が雲取山近くになると、あちこちで見られます。
「こういう道の感じは奥秩父らしい
針葉樹の大きな根が道に張り出して」
この辺りはあまり人の手の入っていない自然が残っているんですねぇ。
何かありましたか?
「鹿が今、はぁ、あっ、鹿ですよ」
あっ、いたいた、白いお尻。
〇ニホンジカ
草木の新芽を食べに来た雄、鹿の食害も心配されているんですって。
今度は何?
「猿」
〇ニホンザル
葉、葉、葉を食べてる。
軟らかい若葉を求めてここまで来たらしい。
「こんな高い所まで居るんですね。
あっ、うん、滅多に見ないです、猿は」
歩き続けること5時間
「あっ、三条ダルミ到着です。
じゃあこっからもう最後の急登です。
ゆっくり登って行きましょう」
標高差240m、雲取山への最後の難所。
ほんとに急な登りだな、ゆっくり行こう。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
木下さ~ん、中々着きませんね~?
「はぁ~、は~、もう少しです」
はぁ~、はぁ~、呼吸を整えて。
「ふ~」
後もう一息、頑張ろう。
登ること40分
「はぁ、はぁ、はぁ、あ~、はぁ、はぁ、急登を登り切りました。
はぁ、はぁ、向こうを見てください。
あの、向こ~うの方に霞んで見えますけど、関東平野が見えます」
〇所沢市
あっ70km程先にある埼玉の街だ~。
野球場のドームも見える。
この日は雲取山頂上近くの山小屋に泊まります。
陽が沈むと街の夜景も見られる。
大都会と星空が織りなす光のショータイム。
いつまでも見たい程綺麗だなぁ。
3日目
三日目午前4時、ご来光を仰ごうと山小屋を出発。
雪を頂いた富士山が赤く染まってる。
さぁ~、目指すは雲取山山頂ですね。
「はぁ、山頂到着です、お疲れ様でした」
ありがとうございました。
ここが東京で一番高い山の天辺(てっぺん)。
〇雲取山山頂(2017、1m)
「こちらの方は今回歩いて来た山が見えます」
〇笠取山方面
川の水と新緑が輝いていた笠取山。
シャクナゲや岩場の花々に溢れた稜線の道。
そして猿や鹿にも出会った。
〇飛龍山
都心近くにこんな自然があったんですねぇ。
〇木下浩一さん
「結構色んな所で何箇所も、水が湧いてるとこもあったり、
あ~、こういうものが段々下流に行くにしたがって
まとまって沢や川になってくんだな~って。
小さな種から芽生えたような発芽したようなところも見られたし、
また幼木も沢山あって、何か元気な森だなぁっとそんな風に思いました。
一言で言えば
エバーグリーン(いつも緑ゆたかに)。
まぁこれからもずっとこう楽しめ、
みんなが楽しめる山であってもらいたいなとまぁそういう風に思ってます」
秩父山地の雲取山。
豊かな水に育まれた緑の大自然。
その中で生きる生き物たちに出会う山旅です。
山旅の始めは山梨県の甲州市の作場平でした。
ここからしばらく水辺を歩いて行きました。
ヤマツツジ、クワガタソウ、サンリンソウと可憐な植物たちが綺麗でした。
そして子ギツネがおりました、可愛いですね。
そしてドングリで有名なお水を沢山貯水するミズナラ。
さらにカラマツやヒノキの混じった林。
雲取山に近い山小屋には三条の湯という所もありましたね。
そして急坂を登ると、奥秩父最高峰の北奥千丈岳が良く見えました。
富士山をはじめ、日本が誇る3000m以上の北岳や間ノ岳も見えました。
そして笠取山山頂へ。
そこにはコメツガやシラビソの針葉樹の林が。
道が険しくなり岩場が続き、そこにはアカバナヒメイワカガミや
アズマシャクナゲ、トウゴクミツバツツジ、サラサドウダン等の
高い岩場に咲く植物が咲いていました。
西御殿岩からはまた素敵な山々が見えました。
雲取山、東京最高峰の山ですね。
多摩川の最上流部がある山でもあり、東京の水源でもある
とても大切な山ですね。多摩川は最後東京湾に注ぎます。
様々な動物や植物もあり、こうした水源でもある山、
いつまでもこの環境が続くことが色々な営みに続くはずです。
ももさん、どうもお疲れ様です。
なるほど~、意味のことは紹介をしていませんでした。
もしかしましたらその可能性もあるのかもしれませんね。
九州で有名な温泉ですね。
以前大分のお山のご紹介の時に法華院温泉の紹介がありましたね。
山小屋の温泉って良いですねw
法華院温泉も素晴らしいですよ(*^^*)