コーデ記録~黒72-2
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2021/06/25 01:08:13
引いた時は「ハズレ」って思ったんですが、
着せてみれば意外とかっこいい、
黒72の「和風守護星(木製L)」。
旧日本軍の軍服みたいだなー
じゃあどう味付けするかなー
ってやってるうちに。
「あ、これ『八つ墓村』じゃん」
ってなったので、卒塔婆と血風をまき散らしてみました。
丁度、たばこも売ってたので
「軍隊たばこもお約束だよね!」
……軍服のイメージ強いけど、
モデルになった津山事件の犯人は軍人じゃなかったんだよね。
ゲートル巻いてたらしいんで、軍服っぽく感じたのかも。
映画のイメージもあるかもね?
一時期、せっせと横溝作品を読んでいました。
結構、読後にもよっとするものも多かった印象。
でもやはり、『獄門島』が一番好きです。
なんというか、美しい。パズル的に。
色々読んでいくうちに、
「金田一耕助って、主人公というより、トリックスターだな」
と思うようになりました。
彼は。
事件の後手後手に回って。止められないんです。
最後に真相を説明するための役割。
横溝作品には「戦後、それも直後」のイメージがあります。
だからか『白と黒』などは違和感がぬぐえなかったのですが、
ご本人は80年代まで存命だったわけで、
イメージを押し付けてはいけませんね。
短編では『蔵の中』が印象的というか、
蔵が好きなもので。ええ、嗜好の偏りあります。
『真珠郎』は美少年、虫食ったらあかん!
と、中学生の私に拒否されました。
借りて読んでたのが主なので、
せめて『人形佐七捕物帖』は揃えたいと思っているのですが、
現在刊行されている分では全部揃わないというジレンマ。
ううっ、『佐七』、あんまり読めてないんだよう。