今日声を聴いた。電話の声だった。
- カテゴリ:日記
- 2021/06/23 13:29:56
4年前から3年間は、毎日のように効けた声なのに。
その聞きなれた声は、3年前の不安な私を助けた声だ。
「働ける場所があるだろうか?」
それをいつも悩んでいた。そのころ、
「派遣してあげますよ。」
そのように自信のあるスマートな言い方で言ってくれた。
それは電車の中の向い席の斜め前に座っていた。映像がはっきりと浮かぶ。
その時のその人は、オーラが輝いて見えたし、なぜかそのころ42年前につきあった、二つ年下の彼を思い出していた。
何か、似ているところがあった。
声が素晴らしいと思う。
その声を聴くと、おばあちゃんの私は、少女のように小さくなる。
そんな気がする。
今日は声が聞けただけでいいや。
いつかまた、こっちの派遣会社でも働けたらいいのにな。
そう思っておくだけでも楽しいです。
このままにしておこう。
だから、希望は出しておこうと思う。
こえをきけるだけでもいいからね・・・・・・