ルイス・キャロルは数学者♪
- カテゴリ:日記
- 2021/06/17 10:11:12
「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロル。
本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。
ルイス・キャロルという名前は本名をひっくり返して
ラテン語読みして、さらに名前っぽくしたとか。
彼が数学者であったということを知っている人は
余程のルイス・キャロル好きでしょう。
私自身は「不思議の国のアリス」は大して好きではないのですが
「鏡の国のアリス」は好きです。
たまたま同名のSF「鏡の国のアリス」というのを読んだときに
彼が数学者で、当時まだ知られてなかった「鏡像異性体」
を予言してる部分がある、なんていう話が入ってて(笑)
そこから興味を持って本家の「鏡の国のアリス」を
読んで、大変面白かったのでルイス・キャロル
に興味を持ちまして。
手に入る日本語訳の本はおおむね持ってます。
「不思議の国の論理学」にある図形の証明が
すごく面白い。
すべての三角形は二等辺三角形である。
これ、ホントにすごい証明で(笑)
どこにも穴がない。
興味のある人はどこかに図形と証明ののっている
サイトがあると思いますので探して見てねー♪
もう一冊「もつれっぱなし」
この本の最初にのってる問題も面白い。
日本の学校では絶対にない出題でしょうねー。
「だいたいでいいから、どれくらいになるか?」
という答えの出し方をするんですが、これが意外と難問。
私、かなり考えましたーヽ(^o^)丿
この問題、物語形式なんで長いものですから
抜粋しますと、こんなかんじ。
山を登って降りる。
登りは時速3マイル。
平地は時速4マイル。
宿を出発したのは正午から3時間後。
宿に戻るのは午後9時になる。
山頂に立ったのは何時ごろか答えよ。
30分以内のズレは許容範囲とする。
山頂に立った時刻がわかれば全行程の距離が判明する。
これを面白い物語風にした問題なんですが・・・
ザックリ出せばいいんだから簡単と思ったら
意外と難問だった(笑)
でも「大好きな」ルイス・キャロルの問題だと思って
がんばりましたーヽ(^o^)丿
好きこそものの上手♪
ちなみにルイス・キャロルの本はダジャレや言葉遊びが
多いので、一番読まれている「不思議の国」も訳者によって
ずいぶん雰囲気が変わってますね。このブログにあげた本は
柳瀬尚紀さんの訳。この方の翻訳センスには脱帽しますー。
パズルが好き、ルイス・キャロルが好き、
そんな人には「もつれっぱなし」をお勧めしたいです♪
物語風文章問題がやまもり。
そして回答編にはへんてこりんな名前の持ち主たちと
頓珍漢な回答もどっさり。もちろん正解も(笑)
もし、これを読んでいる人がいたら嬉しいなーヽ(^o^)丿
<昨夜のわたし>
ガッテンでプラシーボや自己暗示(笑)
わたし、割とやってるんでよくわかりましたー。
薬飲んだら「よし、これで治ったヽ(^o^)丿」とか。
ホンマでっか、無塩のクラッカーを食べて甘みを感じるのに
30秒以上かかると太りやすい体質らしい( ..)φメモメモ
さあ今日の一冊
「「心の傷」は言ったもん勝ち」新潮社
精神科医の先生の著作だけに、説得力があるかもー。
なかなか難しい分野ですし(^▽^;)
ビタミンも「バイタミン」と発音するのが主流です(学問の世界では)
ペーハーもピーエッチですし。まあねーペトロがピーターだったりペーター
だったりピョートルだったりするんで、もぉそのへんは誤差(笑)
いつえさん>その通りですー。あと一息ですよ。
山って登ったら下らなきゃいけないんです(笑)
最初聞いたときは「ブラシーボ効果」だと記憶してましたよ。
なんで使う度に読み方を変えていくのだ~ヽ(`Д´)ノ
あれもそうです「ルチン」。これが段々ルテインに変わってきた。何それ?って
聞き間違えじゃないよ。最初はルチンって言ってた。
ぬるっと変化していくのが気持ち悪い…orz
まぁあれです。脳の過剰反応で痛かったり、痒かったりする訳で、
「それって思い込みだよ?」みたいなおまじないがプラセボ効果でしょうね。
人間って厄介な仕組みになってる。
登りは1マイル当たり20分、平地は15分、下りは10分ですかね(*´ω`*)
でもそのあとの計算がわかりません(笑)宿題にします(笑)
1マイル当たりにかかる時間を考えてみてください♪
いつえさんの回答でも問題ないのですが(笑)
が「不思議の国の論理学」「もつれっぱなし」は読んだことがありません(*ノωノ)
難しそうです(*_*;
みなさん結構回答済みですが、私は18:00頃(山頂に立った時刻)かなあと思いました(*´ω`*)
往復のようなので、単純に6時間を半分にしました(笑)
( ↑ もしかしたら下りのほうが時間かかるかもしれないし)
らんなーさん>お疲れ様ですー♪
いえいえ、素晴らしいです。
皆さん優秀で日本人の数学力の高さを実感しましたーヽ(^o^)丿
この問題難しいなぁー。まずマイルが、時速何キロなのかでつまずきます。
これ解けたら東大行けるのではないですか?
平地で時速4マイルなら6時間の所要時間では24マイルが限界(最大値)として
往復で12マイル以下である事が確定する。山の上り下りだから片道12マイルというのは
無理だとしても、おおよその概算で数字を当てていく。(もやっ)
それぞれの速度と所要時間の比率は明確だから、それを12マイルから逆算して
1.5時間(平地)、2時間(上り)、1時間(下り)に割り当てれば頂上に到着した時間は
PM6:30頃。全てが平地ならPM6:00で折り返し。ということで30分の誤差はある。
平地が0マイルだとすると、頂上到達はPM7:00。これもプラス30分の誤差。
ということですね。( ´Д`)~3 やっと解けた。落ちこぼれだ~
この「ふわん」とした問題の作り方が日本の教科書には絶対ない(笑)
これを教えられる力量の先生は、相当な手練れ(謎
二等辺三角形の問題は「証明には穴がない」のがポイントですねー。
キチンとした図を必ず書きましょうという教訓として、この問題を生徒にやってもらいました♪
平地での速度がなぜ問題に必要なのかが判ったのだけど…そこで躓いてたなんて
ちょっとせんせー( ・ω・)∩
答えられた方は何故山までの平地を移動することが見えてたんでしょう?
自分の感覚がおかしい?(´ω`) ンー…そりゃ困った。
提示されている図が嘘ついてるんですね。巧みなトリックだ。みんな図に騙される。
グラフもそうですもんね。印象操作には強力ですな。
宿を出てすぐ登山してるものだと…じゃあ平地はどこに?
もー遭難者第一号です。はい。
toruzoさん>素晴らしい♪明日、回答編の一部を抜粋します。
単純化して計算して、全行程が24マイル、登頂は18時30分かなあ。
平地は行きも帰りと同じ速さ同じ距離。登りと降りは同じ距離だけど降りの速度が2倍を踏まえて。
登りを2時間とすると降りは1時間で、全行程が6時間なので、平地は3時間÷2で1時間半。15時出発なので+1時間半+2時間で18時半。です。
間違えたかな?
証明には穴がありませんので、一瞬「え??」と
なるんですけどね(笑)
ももすけさん>新井素子さんの著書にはありそうですよねー♪
らんなーさん>他にもいろんなパズルを考え出してて
言葉遊びが好きな人らしく、英単語を1文字ずつ
変換して行って別の単語に変えるお遊びなんかもあります。
DOG→CATとかね♪
黒猫さん>ルイス・キャロルのパズル好きの人、キターーヽ(^o^)丿
きっと楽しめると思いますよ「もつれっぱなし」
kiriさん>しまった。下りの時速を書き忘れてました(^▽^;)
下りは時速6マイル。やばい、ブログ訂正しなければ・・・
ぱおんしゃさん>今週は数学ウィークになってしまいそうです。
すみませんー(^▽^;)
これは、ググったら、詳細を解説してました。よーわからんかったけどwww
二つ目の問題は、kiriさんの言う所が不明につき、題意が不明です(^-^;
以後の投稿待ちとします。訳本を読む元気は・・・無いです ε=ε=ε=(┌ ・)┘
アリスは近所のお気に入りの女の子だってのも。
きっと、誰かのなんかの本に書いてあったんだろうな(一番ありそうなのは新井素子)
鏡の国のアリスは物語としても洗練されてて自分も好きですよ。
不思議の国の方はまだ藪の中を模索してる感じがありますからね。
数学者だというのも多分あとがきか何かで知ったし、それで物語中の謎の会話が
全て納得いきましたもん。でも、それ以上深追いしようとは思わなかったな。
だって必ず裏が用意されてると感じたから。数学者が仕掛けるトリックって疲れそうだしw
ファインマンのようなお気楽さが心地良いかな~(個人の感想ですw)
ルイスキャロルのパズル大好きです。
もつれっぱなし、探してみます。
数学はロジカルな思考ができるようになるためのツールですから、数学の問題はロジカルに考えるとたいていは解けますね。数学ができるか、苦手意識がない人が話す内容は、理解しやすいですし、説得力がありますもんね。
芹沢光雄の「数学間違い探し」の問題で「時速10キロと時速30キロの平均は時速20キロは正しいか?」ってあって「それは間違い」とかやっています。
ルイス・キャロルの問題は下りは時速3マイルで考えるでいいですか? 山道は時速3マイル、平地は時速4マイルが前提条件で。出かける予定があるから、あとで答えを出してみます^^
どうしても数学は好きじゃない、わからないので・・。