日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/05/25 01:05:28
こんばんは!25日(火)は北日本から東日本で晴れ間もありますが、
雲が広がりやすく、日本海側では午前中と夜に、関東では夕方頃、
雨の降る所がある見込みです。雷を伴う所もありますので注意してください。
西日本は概ね晴れますが、夜は日本海側でにわか雨がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
訪れるのは沖縄、西表島の古見岳(こみだけ)。
多くの命を育む亜熱帯の頂を海から川を辿(たど)って目指します。
エメラルドグリーンの海
テーブルサンゴの森
神秘的な地下世界
ジャングルに流れる
勇壮な滝
亜熱帯 生命の頂
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西表島 古見岳
*この番組は2020年5月18日に放送したものです
沖縄本島から南西に430km。
珊瑚の海に浮かぶ西表島。
周囲130km、八重山諸島最大の島です。
年間の平均気温は24度、1年の3分の1は雨。
豊富な水はジャングルに蓄えられ、亜熱帯の貴重な生き物を育みます。
〇カンムリワシ
目指す古見岳はその奥の奥深くに聳えます。
〇古見岳(469m)
*撮影:3月中旬
旅のスタートは島の北側にある上原(うえはら)の浜。
波の音が気持ちい~。
こんにちは~。
男性の方「こんにちは」
ガイドをしてくれるヤハタさんですか?
ヤハタさん「はい、ヤハタです」
〇ガイド 八幡暁さん
よろしくお願いしま~す。
「よろしくお願いします」
これまで世界中をカヤックで巡ってきた八幡さん。
海や川を旅することで見えてくる自然や生命(いのち)の
大切さを伝えてきました。
水を辿(たど)って古見岳を目指すんですよね?
「雨が降って山が保水して川に流れてまた海に行くってゆう、
その循環の中にまぁ生き物の営みが人間だけじゃなくてね、
植物も昆虫も動物も、だから水を辿(たど)れば生きるっていうのが
感じられると僕は思っているので、それが見れればなと思ってます」
楽しみです。
西表島の古見岳を目指す日帰りの山旅。
上原の浜からカヤックで美しい珊瑚の海へ。
マングローブの茂るユツン川の河口に上陸。
近くの鍾乳洞に立ち寄り、ジャングルを流れる川を遡り、
雄大なユツン三段の滝へ。
亜熱帯の着生植物を見ながら西表島最高峰の古見岳を目指します。
帰りは来た道を戻り、ユツン橋に下山。
ルートファインディングの技術が必要な上級者向けルートです。
「じゃあ行きましょう」
はい。
午前8時出発。
何処までも広がる八重山ブルーの海、綺麗だな~。
まずはカヤックでユツン川河口を目指します。
「気持ちいいですね~」
う~ん、潮風最高ですね~。
「海の中も綺麗だ~、山の森に入る前に海の森が見えますよ~」
島の周り、綺麗な珊瑚礁に囲まれてま~す。
わぁ~凄い、テーブルサンゴがこ~んなにびっしり。
西表島周辺の珊瑚は360種以上。
こ~んなに種類があるのは世界でも珍しいそうですよ。
でも、この美しい珊瑚、一時は消滅の危機に瀕していたんですって。
「ちょうど復活したんでね~、
まだこっちの自然は所謂(いわゆる)珊瑚の大白化があっても、
ちゃんと自分の自然のサイクルで戻れるんですよ。
だけどもう陸幸が駄目になってると、一回白化したら全然復活しないので」
西表島の豊かな自然の力を感じながらユツン川河口へ進みます。
「見えてきましたよ~、ユツン川、ユツン三段っていうのが見えてんだけど、
そっから左手にずうっと尾根沿いに視線を移すと古見岳。
あそこまで線で繋ぎたいと思います」
あ~、あれが目指す古見岳か。
「河口ですね~、よいしょっ、ういっしゅ」
カヤックを降りて潮が引いた河口を進みます。
「ユツン川河口なんですけど、舐めてみると、しょっぱいですよね?」
う~っ、塩っ辛い。
「ほとんどの動植物はこの塩分濃度では生きられない。
だけど、この木たちはそれを吸って生きられる。
そういう生き物の総称をマングローブといってますねぇ」
〇マングローブ 海水で生きられる植物の総称
え?総称?マングローブって一つの木の名前じゃないんですか?
〇オヒルギ
「これオヒルギっていうんですけど、手のとこにこれ」
ん?何々?
あっ、オクラみたい。
「これがね種なんですけど」
へぇ~、種?
「ある時、ポトっと落ちます。
潮が引いてたらここに陸になってるんですね。
だからここに着けばこういう風にして大きくなってくる」
わぁ~ツヤッツヤの若葉。
「満潮だと水面がこの辺にある。
この種自体が船になってるって感じかな。
落ちたら水に浮かんで自力で海を旅する種なんですよ」
ここには遠く離れた南の島からも種が流れ着くんですって。
大海原を旅する種、ロマンチック~。
「あ、出てきたな~、向こうじっとしてたら出てくんだよな~」
え?何ですか?何かいるんですか?
「分かるかな~?」
ん?どこ?
〇シオマネキ
は~、蟹がいた。
「シオマネキね、色んな種類があるんですけど、
ちょうど今、塩引いてきて一杯出てきました」
も~っ、あ~、おっきな鋏(ハサミ)でこっち来いって。
「雄の雄の雌へのアピール。
で、アピールに手を振ってる」
へぇ~、求愛の手を振るんだったんですね~、
一生懸命アピールしてますよ~。
「あらゆる生き物がここで出産をして、卵を産んで、で、育てる場所」
栄養豊富な干潟は生き物たちの命の揺り籠なんですねぇ。
八幡さんが河口近くのおすすめの場所に案内してくれました。
今回はここまでと致します。
次回はガイドの八幡さんおすすめの場所からご案内致します。
書いたばかりのこちらにすぐの感想は珍しいですね。
お忙しいところ、どうもありがとうございます。
そうでしたか、私も西表島へはありませんね。
はい、イリオモテヤマネコは国の天然記念物ですが見てみたいですね。
あはは、そうですね、それはありましたら面白いですね。
ヤマネコ見たい(*^^*)
ジャコウネコの糞みたいにコーヒーが出てきたらいいですねw