重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2021/04/12 23:59:04
今週末は皐月賞、アーリントンC、アンタレスSの3重賞。まずは阪神の馬場やけど、ロングラン開催にも関わらずちょっと阪神では記憶にないほどの高速状態。特に上がりの数字は異常で31秒台まで出てたからね。こんなん野芝オンリーの新潟くらいでしか見ることない。中山は流石にそこまでではないけど去年と比較すると一段階軽い印象。皐月賞も良馬場なら1分58秒ちょいくらいになるんかな。
【皐月賞】序盤に急坂や角度のきつい1~2コーナーがあることで本来はそこまで速いペースにはなりにくいコースやけど皐月賞は例外で過去9年は全てミドル~ハイになってて明確にスローになったことは1度もない。理由としてはマイル~千八を走ってきた馬も出て来ることや力関係がハッキリしてへんことで一発狙ってくる陣営がおることあたりが考えられる。流石に中盤は若干緩むものの後半は5F近いロンスパ戦になることが多い。トップスピードやギアチェンジ力よりも軽い馬場でのスピードの持続力が求められる傾向。血統的にもスピードの持続力や高速馬場適性が大事でディープやキンカメ、母系にスピード型ノーザンダンサー系なんかが目立つ。ただ馬場がタフになると一転してスタミナ色が強くなるからそこは注意したい。
エフフォーリアは強いのは間違いないけど前半や中盤緩いレースの経験しかなく、締まったペースでのロンスパ戦や高速決着への適性は全くの未知数。共同通信杯で下した2、3着馬がその後重賞を勝ったことでハイレベル戦的な扱いをされてるけど、その2,3着馬はスローの決め手勝負は苦手としてる馬やからね。メンバーレベルは高かったけどレースレベル自体は平凡やったと思うよ。まぁ、血統的に瞬発力特化型とは思わんけど経験があるとないとでは雲泥の差。裏付けのない1番人気馬を本命にする選択肢は僕にはありません。ダノンザキッドはホープフルSが6Fの超ロンスパ戦。弥生賞を見てもドスローからのギアチェンジ戦は明らかに不得手で締まったペースになるここは前向きな気性を考えても大きなプラス。不安要素としてはこれも高速決着への対応力かな。ディープモンスターは長めの距離で中盤ガクっと緩むレースで好走してきた馬で締まったペースやロンスパ戦への適性は未知数。そもそも一線級の馬と戦ってきてへんのにこんな人気になるかな?強く狙いたい要素は薄いかなと。ヴィクティファルスは千八を使ってきたのは良いけどハーツ×ガリレオではいかにも速いペースを追走しての高速決着が苦手そう。馬場が渋るなら押さえるって程度で。
高速馬場、速い時計での決着になった時面白いのは朝日杯の2,3着馬。ステラヴェローチェは朝日杯の時は高速馬場でのマイル戦では軽いスピードが不足するかと思ったけど対応してきたから強い。明らかに上がり特化のレースは苦手なタイプやからペースが上がるここは巻き返す可能性は充分。中山も向きそう。レッドベルオーブは既に2回レコード勝ちしてるスピード豊富なディープ産駒で皐月賞のトレンドに合致。速いペースで強い勝ち方してるし血統的にマイルが限界ってタイプでもないはず。気性面が気になるけど遅生まれやし馬体も大きくなってるみたいやから成長してれば面白い。
タフ馬場になるようならラーゴムとヨーホーレイクの2頭を狙いたい。どっちもパワーや持続力を武器にする馬で上がりのかかる展開なら特に面白そう。
ダノンザキッド僕も今のところ本命有力です。あとはステラは実績通り道悪は鬼でしょうけど、それはみんな知ってるからかなり人気が上がりそうなのと高速マイルに対応してきたのが逆にタフ馬場の2000でのスタミナ面で不安になります。あとは日記通りラーゴムとヨーホーは買うつもりですが当日の馬場の前や後ろ、内や外のどこが有利か見極めて評価を決めようかなと。
土曜日はけっこうな雨なので阪神競馬場の馬場の状態が心配ですね(>_<)
高速馬場=故障というのは誰が言い出したのかはわかりませんが、そんなデータは一切ないんですよね。
むしろ時計のかかった昔より故障率は下がってるくらいで。速い時計が出ると堅い馬場なんて言われてたけどクッション値と時計の出やすさに因果関係がないのももう明らかです。
むしろボコボコの荒れ馬場や泥んこ馬場の時に心配しましょうw
ちょっと前に10~12歳時に中山GJを3連覇した海外馬のカラジなんてのもいましたよ。瞬発力が必要ない障害戦はベテランでも走りやすいのかもしれませんね。
高速馬場というのは記録は出るかもですが馬にとって足に負担になったりしないんでしょうか?
中山GJオジュウチョウサンもう10歳なんですね!優勝したら凄いと思いますがなかなか手強い馬の中、無事に走ってくれるのを見守りたいと思います。