重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2021/04/06 23:55:16
【阪神牝馬S】桜花賞と同じ阪神1600のレース。ヴィクトリアマイルを狙う中距離馬がステップに使うことが多いからか、序盤~中盤のペースは上がりにくく33秒台の上がりは必須で高いトップスピードやギアチェンジ力が求められる。差し有利になりやすい桜花賞と比べるとやや前有利な印象。血統的には過去5年の馬券圏内15頭全てがサンデー系と圧倒的。母父はサドラーやダンチヒ、ヌレイエフといった欧州力の強いノーザンダンサー系が目立つ。あとはミスプロやナスルーラも良さそう。
デゼルはスイートピーSでもわかるようにとにかく末脚は強烈。ただそれと引き換えに追走力が絶望的にない馬でもあるからね。スローになりやすいとはいえそれは”マイル重賞としては”の話。この馬がこれまで出たレースよりは遥かに速い流れになるのは間違いないし最後方近くからのレースになりそう。まずは馬場傾向を確認せなあかんけど差し届かんシーンは描ける。マジックキャッスルはどんな条件でも安定して走れてるように見えるし末脚もそれなりにあるタイプ。ただベストは前半からある程度流れるレースかなと。人気で本命にしたいほどではない。リアアメリアは個性がわかりやすく、好走条件は高速馬場+スロー。阪神マイルでは2度惨敗してるけどその時はハイペースで度外視して良い。今回は久々に良い条件で走れそうで少しでも人気が落ちるなら狙いたい。ギルデッドミラーはスピード色の強い母系が強く出てる印象で高速馬場で締まった流れがベスト。今回逃げそうなイベリス次第やけど阪神マイルではスローで逃げたことのある馬やからね。恐らくそんな速い流れにはならんとは思う。阪神外回りは能力がそのまま反映されやすいから強引な穴狙いは難しいけど敢えて挙げるならドナウデルタ。テンの速いレースでも追走出来る先行力があるしある程度速い脚も持ってるタイプ。このコースはチューリップ賞4着があって内容も悪くない。