此れを書こうとすると何故か胸が痛む。
- カテゴリ:日記
- 2021/04/06 22:21:24
其のアイヌのお爺さんの家は跡取りの人が其の時はいなかった。
だから其のアイヌのお爺さんの家に伝わった伝承も含めてナイフも其の他もろもろも誰かに伝承しなければならなかった。
だがお爺さんの家に其れを言いに来た叔父さんにお爺さんは渡したくなかったようだ。
何日か其のお爺さんの家に通っている内にそんな事情が解かって来た。
つまり其れ程其々の家の伝承が大切な物だと言う事が私にも解るほど私は其の辺りに通い詰めてしまっていた。
私は家に帰ると其の日アイヌのお爺さんを含めて叔父さん達と話した事を祖母に話していた。
勿論教会の日曜学校で大人の旧約聖書の研究会で聞いた事も帰ると祖母に話していた。
祖母は何かと驚くと神棚に手を合わせてぶつぶつ言っていた。
私に降りかかる災難から守ってくれるように頼んでいる様だ。
ある日遂に私は壁にかかっていたアイヌのお爺さんのナイフを手にかけてみようとした。
お爺さんは触れては行けないと怒ったが私は忘れたが誰かの名前を行ってナイフが呼んだと言った。
其れからどうしても其れを見たいと言う私に12歳になったら見せてくれて木を削らせてくれると言ってくれた。
其れから色々な事を教えて貰った。
そろそろ今年は此処にこれないかもしれなくなることを言うと其のアイヌのお爺さんは来年の春の来た時にはお爺さんは死んで会えないかもしれないからと「二桁?だったか忘れたが3つの数字」書いた紙をポケットに入れてくれてなくさない様にと言った。
次の週も行けたので其のアイヌのお爺さんに無くさないでまだ持っていると教えたけど其の時はそれどころではなかった。ついにアイヌの人たちの会議で若者が此の地を離れる事が出来る事が決まった。
其れは「アイヌがアイヌで無くなる事」を意味している事はずっと前に聞いていた。
其の会議が行われる事も聞いていた。お爺さん達や叔父さん達や叔母さん達は反対していたが若者たちは離れても信仰を守っていれば大丈夫だと言っている事も聞いていた。
其れでも『血の伝承』は「決して犯してはいけない事」だと伝わっていた。
だから「アイヌはアイヌで無くなる」とお爺さん達は泣いていた。
◎つまり「今のアイヌが唯のたかり集団の集まり」になる事が其の時にアイヌの此の地を離れる事が決まった時に解っていたのだ。
2000年も守って来たのに「其の時にアイヌはアイヌで無くなる」と会議で決まった。
そしてあのアイヌのお爺さんが言ったとおりに「アイヌがアイヌで無くなったと誰もが気が付いた時は自分達は死んでいて誰も元に戻す事が出来ない」と泣いていたのだ。
でもそうは行かない。其の間に科学と化学が進んでいるのだ。そして『血の伝承』が『血』であるのなら『決して混ぜては行けない「神を裏切らせた悪魔の血」』がDNAで解るのだ。
其れだけではない。其々のルーツも解るのだ。
此の『血の伝承』の解明は「2000年の伝承」と「アイヌの解明」にも繋がる世界的に旧約聖書の解明に繋がる凄い事だと私は思う。
私は余りにも不思議でならない事が自分が聞いて来た事がとても凄い事の様に思えてなかった。
其れは我が家に神棚があって祖母が戦後教えて来なかった神話を私に教えて居た事も更に協会の日曜学校の旧約聖書の研究の部屋で大人の話す事に聞き耳を立てて時々質問をしていた事も更にアイヌのお爺さんに聞いた古い伝承もアイヌの信仰も更に家々にだけ伝わる伝承も何故か繋がって居る様な気がしてならない。
何故二部谷のアイヌの神様がいる所に鳥居があるのか。
其れは明治維新のずっとずっと前から日本の神社があちこちに立つ以前からあった。
神棚はアイヌが此の地に家を建てて住み着いた時からあった。
『アイヌは此の地を離れないで神を守っている民がアイヌ』なのだ。
だが「此の地を離れてしまった」『が』「混ぜては行けない『神を裏切る悪魔の血』」は調べられる。
「其の血」をDNAで調べて外せば良いのだ。
否それ以上に2000年の伝承は何だったのかが調べる事が出来る。
其れは世界のこの地球の歴史にとっても貴重な神の史実の解明になると思う。