▽出産の痛みレポ(陣痛&無痛麻酔&...
- カテゴリ:20代
- 2021/04/04 18:49:25
3月27日に双子の女の子を緊急帝王切開で出産しました。
それまで長かった(?)道のりをここに残そうと思います。めっちゃ長文です。
私は帝王切開で産みたかったけどみんなが『若いんだから下から産みなさい』って言うので、経膣分娩を選択しました。
しかし陣痛の痛みってのが想像出来なかったので出来るだけ痛みを小さくしたい為に無痛分娩の同意書とかも書きました。
24日に子宮口にバルーンを入れる処置をしようとしましたが、バルーンを入れるほど子宮口が開いておらず3回こじ開けてようやく棒2本とガーゼが入ったみたいです。
そのこじ開ける時の痛みが壮絶で汗ダラダラになりながら目ん玉ひん剥いて脚と歯ガタガタ言わせながら痛みに耐えました。
普通なら1回でいいのにそれ3回も耐えた自分を褒めたい。
で、先生にもうこんな痛いの嫌だって言って2万かけてプロウペスっていう子宮口を広げる新薬を次の日にしてもらいました。
棒を取り出す時もめっちゃ痛かったけどプロウペス挿れる時はそんなに痛みは無かったです。
これで開くのを願ってその日は朝7時から12時間分娩室で過ごします。
夕方頃になり急にお腹が痛くなってきました。
重い生理痛みたいな感じです。
先生がプロウペス抜いて子宮口を見るとそんなに開いておらず…
しかし柔らかくはなっていました。
またバルーンを入れる処置を受けました。
痛みは初日よりマシで、バルーンも無事入りました。
入ったのはいいけどこれもめちゃくちゃ痛い。
重い生理痛がズーンズーンとずっと子宮に響く感じがずっと続き、その日はもう動けませんでした。
ベッドに横になって3時間後にようやく痛みがちょっと和らぎやっと寝れました。
次の日朝7時、バルーンを抜いたけど子宮口そこまで開かず。
分娩室2日目は誘発剤を点滴で投与しながら様子見。
しかし全然変わらず15時くらいには誘発剤も無くなりその日は終了。
泣きながら夜9時にバルーンを頑張って入れました。
もうめちゃくちゃ辛かったです。
この時点で子宮口は2cmしか開いてませんでした。
次の日また朝7時にバルーンを抜くと子宮口の開きが1cmに減っていました。
誘発剤も2日目に入りますが全然開く様子が無く、
結局昼過ぎに破水させました。
破水させるときも痛かったし、温かい水が出てくる感覚も気持ち悪かった。
破水させると次は陣痛がやっときました。
最初から陣痛の間隔は早かったです。3分おきくらいで来ました。
陣痛なめてました。めちゃくちゃ痛いしキツいです。
本気でお腹が痛くて汗だくになりながら分娩室でまだ産んでもないのに痛みで叫びまくってました。
陣痛の強さを数値化する機械があるんですが、MAX100で陣痛だけど120超えてました。
くっそ重い生理痛に腹パン+股間蹴り上げられる痛みが一気にきてそれがずっと続くみたいな。
助産師さんにさすってもらいながら最初は耐えましたけどもう私も限界でした。
助産師さんに『無痛してくださいもう無理です耐えれないです』って訴え、
でも無痛すると陣痛遠のくかもしれないよって言われたけど無痛の準備を進めてもらいました。
無痛分娩は脊髄(?)にカテーテル入れてそっから麻酔入れて陣痛の痛みを和らげるってやつです。
完全に痛みを無くすことも出来ますが痛みはある程度残してもらいます。
まず無痛のカテーテル入れるのにあぐらかいて座らないといけない←地獄
双子でお腹デカ過ぎるのに前のめりになりながら陣痛耐えないといけない←地獄
カテーテル入れてる時背骨がハンマーで殴られたような痛みがありました。
もう死ぬかと思いました。お腹痛いし背骨痛いし拷問です。
麻酔が効いてきて陣痛の痛みが耐えれる痛みになりました。
頑張った甲斐があった感じです。
しかしやはり陣痛は遠のいていき、MAX120あった陣痛の痛みが50くらいになりました。
これだけ痛みを耐えても子宮口は全然開かず
先生に『このままより帝王切開した方がいい』って言われた時は涙があふれました。
自分はずっと帝王切開が良かったんです。陣痛の痛みを体験したくなかったし、下から産むのが怖いし双子だから帝王切開選べるし。でも色んな人に経膣で産めって言われて
しかもこの数日間一生懸命死にものぐるいで痛みに耐えたのに結局帝王切開になってしまって
悲しくてめっちゃ泣きました。今までの痛みは無駄になったんだなって。
私が根性なしだから結局経膣が無理になって
泣く泣く無痛入れたまま緊急帝王切開になりました。
それまでほんと一瞬。怖くて怖くて手が震えまくってもうこれ以上無い恐怖でした。
意識はあるのにお腹切られるんですもん、怖すぎます。
横についてた助産師さんの手をずっと握りしめながら手術が始まりました。
麻酔はよく効いてますがお腹を押される感覚は伝わってきます。
でも切られる感覚はありませんでした。いつ切られたかとかは分からなかったです。
怖さでずっとあーー、あーーー、って震えながら言ってました。
しばらくすると赤ちゃんの産声が聴こえてきました。
すごい可愛い声でした。案外産声って高い声なんだなぁ…って感想でした。
その後お腹をぐいぐい押して出された妹の産声も聞こえました。
妹の方から先に見せてもらえました。第一の感想は『臭っ』でしたね。言葉にはしなかったけど人間の体液の臭いが凄かったです。当たり前ですが笑
でも元気に泣く姿を見て安心したのかその後の記憶はありません。
しばらくして目が覚めると担架の上でした。
『手術終わったん?』って先生に聞いた気がします。
先生の顔を見れて良かったです。
病室に戻っても恐怖で手足の震えが止まらず
震えたままちょっと寝て、1時間後くらいに母親が来てくれました。
そして念願の我が子との対面。
私は動けないので抱っことかも無理ですが1人ずつ横で添い寝しました。
めっちゃ小さい子、2300gと1800g。
綺麗にしてもらって服も着せてもらって
すごく可愛かったです。
やっと終わったんだって思いました。
しかし下の子が冷たくなってきて即連れて行かれました。
体温調節が自分で出来にくく、小さめで産まれた子にはよくあることらしいけどそんなこと言われるとめちゃくちゃ心配です。
上の子は大丈夫でした。
その日の夜麻酔の副作用で下半身がめちゃくちゃ痒くて中々寝れませんでした。
しかも38度を超える高熱、子宮内感染を引き起こし抗生剤投与されました。
帝王切開だったので尿道に管は入れられてるし傷口もめっちゃ痛いし産んだ後も痛みとはサヨナラできませんでした。
次の日立つ時が一番痛かった笑
陣痛とはまた違う痛み、針で刺しまくったような感じの。
一気に陣痛と帝王切開経験出来たからお得ですね…はぁ(´・ω・`)
お疲れ様だわ
広場からお邪魔します。
本当に良く頑張りました。
立派なママです。^^
子育て大変と聞きますが
可愛いふた子ちゃんと過ごして下さい^^