歴史は繰り返す…いろんな形で。
- カテゴリ:仕事
- 2021/04/04 06:14:16
なるほど。
解りました。
まだ上手く文章表現には、できませんが、
なんとなく、「ここか」という部分が見えてまいりました。
かねてより、わたしはキャンプはお茶道に似ていると思ってはいたのですが、
それです。
まさに、そこだと思うんです。
利休居士が、現在の茶道の大元を構築した時代の侘茶の形、
これがその後、庶民にも広がったんですね。
ここ、ここ。
本来のお茶道は、精神、哲学、思想面で大きな働きがあったのですが、
裾野が広がるにつれ、
お道具自慢、装飾、華美、見栄や権力に用いられるようになったのです。
経済構造のヒエラルキーからいうと、
キャンプブームを支える消費行動は、今や巨額になっています。
もちろんそれは、フラッグ企業が存続するためにも必要なものであり、
「おおよそお茶道の根幹から外れた庶民の茶事」が生み出す富です。
それは、それで必要です。
ただ「極楽」は、そこを目指すものではないのです。
利休や、織部を探したいのです。
売茶翁を、探したいのです。
そうか、そういうことか。
本当に幸いなことに、「吹け飛び株式会社」は、
株主のための株式会社ではないので、
利益追求のために事業を継続しているわけではありません。
ですので、キャンプ場として旗を振る必要なないのです。
精神修養(これちょっと、言いたい言葉と違うけど)、
幸福を感じてもらえるような瞬間をターゲットにしたい。
そのための舞台を作るのが、わたしどもの仕事ではないのかなと感じました。
あとは、お客様にお任せすればいいのです。
きっと新しい時代のクリエイターになられるキャンパー様が育つでしょう。
その土壌になることが、わたくし共の勤めでしょう。
今いる会員様を大事にしよう。
新規顧客開拓に、血道を上げる必要はない。
発信しているキャンパー様から、
面白い可能性を発見することには意義はありますが、
人を増やすことが目的ではないんです、
人を育てることこと、土壌の仕事だと考えます。
あ、ちょっとスッキリしたっ♪
よし、わたしももっと勉強しようっと。
人を育てるのは最低でも10年は掛かるそうな。
現状日本は即戦力ばかり求めすぎて自ら人材を育てる事を放棄した為に
色々な分野の人材が育たず消耗品のマスクですら生産できない残念な状態に。
そうこうしてるうちに教える人も居なくなりましたからね。
このまま何もしなければ10年後は・・・・・・・
いうのは簡単ですが時間も労力もかかる
大事業でございます。良い人材は最初は「は?」
みたいなやつかもしれません。育てる側の力量次第な面も・・・。
まあ、はなこさんのことですからきっと素晴らしい逸材が育つんじゃないかなー♪
ということになりますかね(´ω`) ンー…
発掘は運かもしれないですし、予想以上に哲学者に成長してたり、
あんたが?!みたいなキャンパーさんも居るかもしれないし…
あなたなりのキャンプ道を教えて~♪ってのもありかもしれませんね。