桜花爛漫 ( おうからんまん )
- カテゴリ:日記
- 2021/03/27 00:37:21
今日3月27日は
3×9(さくら)=27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから
『さくらの日』だそうです♪
日本の歴史や文化、風土と深くかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日とのこと♪
桜には数多くの話があり、キリがないのでババッと一部一気に紹介します♪
明日の命もしれぬ戦国時代は、あっという間に散ってしまう桜を、縁起が悪いと敬遠する武将もいた
庶民が花見をする場所を作ったのは、8代将軍の徳川吉宗!浅草や飛鳥山に桜を植樹して、一般庶民が桜を愛でられるように環境を整えた
桜餅が誕生したのは江戸時代!お寺で門番をしていた新六さんが「掃除が面倒な桜の葉を処理したい」と考え、塩漬けした桜の葉で餅を包んでリリースしたところ大評判に
実は、桜は「バラ科」バラ科サクラ亜科サクラ属(国によってはスモモ属に分類)
サクランボの実がなるのは、セイヨウミザクラと呼ばれる品種!
花見で見られるソメイヨシノなどにも実がなることがあるものの形状が異なり、食べられるが美味しくはないし、毒があるものもある
日本の8割の桜がソメイヨシノで、ソメイヨシノは人口的に作られた交配種である
日本は桜が種から育ちにくい環境だったため、接ぎ木や挿し木で増やした
つまり日本のソメイヨシノはすべて同じクローン、同一人物(桜)ということになる
クローンなので同じ条件で花が咲く、そのためお花見や観測に適している
花見で食べる三色団子の色が表す意味。桜色=春、白=冬、緑=夏で、秋がない「飽きがこない」という言葉遊びを含んでいる
桜の開花時期に合わせて来日する外国人観光客も多いが、桜は世界中に咲いておりドイツやフランスといったヨーロッパはもちろんカナダやアメリカ、台湾、韓国などにも咲いている!ただし、その多くがソメイヨシノではないため、色や見た目が大きく異なる
緑の花が咲く桜を御衣黄桜(ギョイコウザクラ)という、開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていく
桜の葉には「クマリン」という芳香成分の一種が含まれる
クマリンは肝臓に害をもたらす物質とされているが少量であれば人体に影響はなく、抗菌性がある
多くの人が葉ごと桜餅を食べるため安全と考えられるが、子供や肝臓の弱い方は避けておいた方が無難かもしれない
日本一古い桜は、山梨県の実相(じっそう)寺境内にある山高神代桜(やまたかじんだいざくら)で樹齢は推定2000年と言われている