日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/03/03 00:14:16
こんばんは!3日(水)は北日本から西日本で晴れる所が多いでしょう。
午前中は北日本日本海側で雲が広がり、朝まで雨の降る所がある見込みです。
南西諸島は雲が広がるでしょう。
山肌に咲く
霧氷の花
雪にまとう
断崖絶壁
スリル満点の
お鉢巡り
氷の花咲く 白銀の峰
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湯布院 由布岳
*撮影:1月上旬
〇ガイド 嘉手川良さん
嘉手川良さんは湯布院で宿を営む傍ら、由布岳でイベントを行い、
その魅力を伝える活動をしています。
前回は由布岳の難所を全身でよじ登りながらお鉢を巡り、
ようやく東峰の標柱が見えました所までのご紹介でした。
今回は山頂を目指します。
〇由布岳東峰(1580m)
「こちら由布岳東峰お疲れ様でした~」
お疲れ様でした~。
「どうですか?この風景」
大展望ですねぇ。
「今見えているのが別府湾ですねぇ」
あれが別府湾か、別府市と大分市の街並みも見える。
〇鶴見岳(1375m)
手前に聳える山は別府のシンボルとして知られる鶴見岳。
「昔から伝説ではこの由布岳と鶴見岳は恋人同士なんです。
この荒々しい由布岳が男性、そして穏やかな山容の
鶴見岳が女性として共に恋人なんですよねぇ。
明日はこの由布岳の彼女である鶴見岳へと登って、
朝日を見に行きたいと思います」
今夜は湯布院の嘉手川さんが営む宿で一泊。
ゆっくり休んで明日に備えます。
翌朝5時
「おはようございま~す」
〇鶴見岳西登山口
「今ここが鶴見岳の西登山口です。
今日はね、今から山頂まで大体560mぐらい
登って行きたいと思いま~す」
ヘッドランプの灯りを頼りに雪道を登って行きます。
ご来光見られるといいなぁ。
登ること1時間半
「今ちょうど鶴見岳の稜線に出てきたんですが、満天の星空見えますか~?」
沢山の星が瞬(またた)いてる。ずっと見てたいなぁ。
段々空が白み始めてきた。さぁ、先を急がなきゃ。
雪に足を取られて大変。嘉手川さん、ご来光間に合いますかね?
「もうそこが山頂です」
登山口から2時間
〇鶴見山山頂(1375m)
「はい、お疲れ様で~す。ここが鶴見岳の山頂となりま~す。
だいぶ空がいい色になってきましたねぇ」
山頂のすぐ下にある展望台からご来光を拝みます。
地元では日の出を見るスポットとして有名なんですって。
「ここが展望台で~す。ぎりぎり朝日間に合いましたね」
やった~。
眼下にはまだ寝静まっている別府の街が広がっています。
そしてお待ちかねの時。
朝日を浴びて黄金に染まっていく、幻想的だなぁ。
「この静かな別府湾に光がキラキラ当たって凄い綺麗ですよねぇ」
ほんと心が洗われますねぇ。
「これが由布岳で~す。由布岳も今日は綺麗に据わってますねぇ。
ドーンとしたこの山容どうですか?」
ほんとに美しい山ですね。昨日はあそこを巡ったのかぁ。
大変だったけど、来て良かったなぁ。
「昔から湯布院の人達にとって」
〇ガイド 嘉手川良さん
「由布岳のことを愛情を込めて
❝由布さん❞と呼んでる凄い特別な場所なんですよね。
もうずっと身近にあって、まぁ、見守ってくれる、
まぁ、父親のような存在なんですが、是非一度実際に由布岳に登って、
そして触れて感じて欲しですよね。
いつか由布岳のどこかでお会い出来るのを楽しみにお待ちしています」
霧氷が織りなす満開の氷の花との出会い、
雪に覆われた岩壁を越えて見たあの景色。
荒々しくも美しい由布岳を巡る山旅です。
由布院駅で嘉手川さんと待ち合わせまして、街中を進みました。
由布岳西登山口から出発し、登山口から歩くこと約40分ぐらいの所に
大草原地帯がありました。雄大な景色を楽しみながら
一本道を進みましたね。
そしてしばらく行くと由布岳の麓にあります金鱗湖が。
途中登山道を進んで行きますと、雪が深くなってきましたね。
アイゼンを履いての山道を。
霧氷が美しかったですね。白い花が咲くように。
そして先には鎖場があるとても急峻が崖がありました。
ここを登って行き、ゴジラのようなエビの尻尾が。
ここをぐうっと歩いて行き、そして由布岳東峰に到着でしたね。
由布岳と鶴見岳が恋人同士だなんてとても素敵ですね。
いつまでも恋人同士が続くほどの山容が見たいものですね。
そうですか、経験者は流石ですね。
なるほど~貴重なアドバイスをありがとうございます。
是非温泉に浸かりながら由布岳を眺めてみたいですね。
温泉につかりながら由布岳を見るのがいいんですよ(^^;)