日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/03/02 00:20:51
こんばんは!2日(火)は全国的に雲が多く、南西諸島と
九州から東北で雨が降るでしょう。北海道は雪が降る見込みです。
夜は東北でも雪となる所があるでしょう。
荒れた天気となりますので、強風や高波に注意してください。
山肌に咲く
霧氷の花
雪にまとう
断崖絶壁
スリル満点の
お鉢巡り
氷の花咲く 白銀の峰
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湯布院 由布岳
*撮影:1月上旬
〇ガイド 嘉手川良さん
嘉手川良さんは湯布院で宿を営む傍ら、湯布院でイベントを行い、
その魅力を伝える活動をしています。
前回は出発から3時間、剥き出しの岩が目立つずっと険しい山が続く
所までご紹介を致しました。
今回は鎖場の登り方をガイドの嘉手川さんに教えてもらいます。
<山旅スタイル> 鎖場の登り方
「じゃ、ちょっとこういう鎖場の登り方を説明します。
え~、よく鎖を登るときに、全体重をかけて
手の力でぐっとこう登る人がいるんですが、
万が一、鎖が滑った時や上の鎖が抜けた時、危険なので、
基本的に膝を使って登り、鎖はあくまで補助という形で登ってください」
〇鎖に全体重をかけずに補助的に使う
続いては力の入れ方
「え~、上半身、手の力でぐっと、ふ~、登る方がいるんですが、
手よりも足の方がずっと力が強いので足の力を利用して
登るというのを心掛けて登ってください」
〇足の力を使って登る
足の置き方にも注意が必要です。
つま先を岩にかけるようにしましょう。
〇岩に足を置くときはつま先で力が入り、グリップが効きます。
「え~、以上の点を気をつけながら皆さん安全に登って行ってください」
雪に覆われた鎖場を登って行く。立ちはだかる巨大な岩の壁。
簡単には登らせないぞと山が登山者を試してるみたい。
「だいぶ滑るので気をつけてくださ~い」
凄い傾斜、登るにつれてどんどん急になってく、一歩一歩慎重に行こ。
「おっ、大丈夫ですか?」
はい、なんとか、は~。
「ゆっくりと、ゆっくりとで大丈夫です」
この辺りから一段と傾斜がきつくなる。しっかり足場を探して登ろう。
「大丈夫ですか?」
ん、は~、いっと。あっは~、あ~、登れた。
次々に現れる険しい鎖場、緊張感が続きます。
あと少しで西峰の山頂、もうひと踏ん張り。
登り続けること3時間半
〇由布岳西峰(1583m)
山頂に着いた。
「こちら由布岳西峰、標高1583m到着で~~す」
*正確には標高1583、5mです
お疲れ様でした~。
この西峰は一等三角点がある由布岳の最高点。
直下にはぽっかりと火口が口を開いています。
その縁のお鉢を辿(たど)って東峰を目指します。
ここからはお鉢巡(めぐ)り、どんな道を通って行くんだろう?
「今からこれをぐうっと降りて行くと、
え~、この風火口の鞍部(あんぶ)に出るんですが、
そこから向こうの稜線を登り直して東峰へと向かって行きたいと思います」
更に険しい道が続きますねぇ。
「冬は特にそうなんですが、なかなか難易度の高いコースなんですよねぇ」
雪の多い冬は経験豊富な人と一緒に登りましょう。
さぁ、気合を入れ直して頑張ろう。
登山口が雪に埋まる~、どんどん深くなるな~。
「ちょっとこの辺りどうかな?」
嘉手川さん、どうしたんですか?
「あっ、ちょっとねこの辺り、見てみてください」
わっ、凄い、枝に霧氷がびっしり。
「これがいわゆる「エビの尻尾」と呼ばれる現象です」
エビの尻尾が幾つも重なって付いてる。
風が吹いて霧氷が成長していくとこんな形になるんだ。
この辺りは由布岳でも一際風が強い為、
大きなエビの尻尾が出来るんですって、面白いなぁ。
西峰の山頂から下ること30分、どんどん道が険しくなっていくなぁ。
「ここから先がこのお鉢巡りの一番の難所で
切り立った岩がずっと並んでるゴジラの背中とも呼ばれる場所です」
確かにギザギザしててゴジラの背ビレみたい。
細く痩せたお鉢の縁を辿って行きます。
「ここからはゴジラの背中、真ん中を切って行きます」
え~、凄い所を通るんだなぁ、流石一番の難所。
わぁ~、高い。足を踏み外さないように気をつけないと。
延々と続く火口の縁を進んで行きます。
「見えてきましたぁ、あれが東峰で~す。もうちょっと頑張りましょ~う」
はい、あとひと踏ん張りだぁ。
全身を使ってよじ登りながらぁ東峰を目指します。
お鉢を巡ること1時間余り、ようやく東峰の標柱が見えた。
今回はここで終了と致します。
次回はこの由布岳東峰の大展望をご紹介します。
大展望を見終わりましたら、鶴見岳の山頂を目指します。
風は一日強かったです。どうもお疲れ様です。
ももさん、そうですか、ご無沙汰ですか。
はい、いつか行けますとよろしいですね。
結構由布岳、鶴見岳付近は雪が降りますね。
この二つの山って夫婦のようです。
湯布院温泉はこのような山々のお陰で温泉が湧いてきますね。
感謝ですよね?
どうぞももさん、各地気圧変化が激しいようですのでご体調を崩されないように
お気をつけお過ごしくださいませ。
また行きたい場所ですねw