蝋梅
- カテゴリ：日記
- 2021/02/24 00:02:01
先日、お客様から蝋梅の小枝をいただきました。
「ここにはそんなに来ないけどね、
本当に良くしてもらってるから…」
ただ当たり前の事をさせていただいているだけなのに
そんな言葉をかけていただくのがありがたく、
泣きそうでした。
お庭に咲いたという小さなその花は
他の花の瑞々しさとは違い
まるで作られたかのような繊細な作り。
でも驚くほど優しい香りが
その花が生きている事を伝えてきます。
どんなメダルや賞状よりも
ずっとずっと価値があるものをいただきました。
と同時にふと
これからも今回の事を忘れずに
真摯にお客様と向き合うためにも
その花とこれからも共に過ごしていけたら
と、思いました。
単なる思いつきではありますが
挿し木で命をつなげないかと
植物は子供の頃にアサガオかヒマワリを育てたくらいの
ドシロウトなので
このまま水に浸してたら根がでるかも？
くらいに思っていたのですが…
調べてみたら
とんでもなく難しいとの事。
本では挿し木するより種を蒔く方が勧められるくらいですから
よっぽど低い発根率なんでしょうね
さらには花が咲くまで3年くらいかかるとの事
流石に私じゃ無理？？
そうは思ったものの
せっかく私の所に来てくれたこの子とのご縁
このまま手をこまねいて切らせてしまうのも
勿体ないと思うんですよね。
何もしないでサヨナラなんて
ちょっと納得できないのです。
新しい事を始めるのって勇気と勢いが必要だけど、
この子と共にいたいという気持ちが
後押ししてくれています。
さてさてどうなる事やら？
ともかく頑張ります♪
