Nicotto Town



2/1 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2021/02/01
キラキラ
集めた場所 個数
ペット海浜公園 3
ショップ広場 3

4択  「ゆず


キラキラ 「ペット海浜公園柵 左側
     「ショップ広場」 電話BOX

4択 神奈川県出身の有名人といえば? → ゆず

よくでる4択だ!
でも今年はまだ1回目ですーーー!
まだまだ今年は始まったばかりだか・・・・・といってもいられぬ2月。
12分の1が終わりましたよーー!

うちの父は柚子胡椒が大好きだ。
チューブを買い置きしておいて冷奴につけたり、餃子につけたり茹でた野菜につけたりして愛用している。
そんな父がつい先日、コワイ事を言った。
「柚子胡椒って胡椒使ってないんだってな!」
父よ・・・・何年食べてるんだ。胡椒の味はしなかっただろーーー!!

柚子胡椒は発祥は大分県日田市とする説や日田と同じ豊国である豊前国の英彦山周辺とする説など九州各地に発祥地と名乗る地があるらしい。
そしてそんな九州では一般的な調味料として使われているとか。

一般的な製造方法としては
・ゆずの皮を薄く剥き細かくみじん切りにする
・種を取り除いた唐辛子を細かくみじん切りにする
・すり鉢でみじん切りにしたゆずの皮と唐辛子を入れ、すりつぶす。
・塩を加え味をととのえる。少量のゆず果汁を加える。
・煮沸消毒した瓶に入れ冷蔵庫で保存する
・1年以上保存可能!
赤い柚子胡椒は黄色い柚子と赤い唐辛子を、青い柚子胡椒は青い柚子と緑の唐辛子で作る。

そう。胡椒とは唐辛子のことだった!
黒い粒の胡椒(ペッパー)のことではないー!

日本においてペッパーの方が先に広まっている。
ペッパー(胡椒)は中国で「西(胡。ソグド人を中心に中国からみて西の地方)からきた椒(サンショウ属の香辛料の意味」と名付けられた調味料で、日本には聖武天皇の77日忌に東大寺に献納された遺品の目録の中に記述されているのが見られる。
中国経由で輸入した日本でも胡椒と呼ばれ使われたことがわかる。
当時は薬として用いられていたが平安からは調味料として使用されている。
唐辛子が広まるまで山椒と並んで日本で広く使われていた調味料だ。

唐辛子は中南米が原産地だ。
ゆえにその世界への流通はコロンブス以降だ。
唐辛子はコロンブスが1493年にスペインに持ち帰ったが忘れられ、ブラジルで再発見したポルトガル人によって伝播され各地の食生活に多大な影響を与えた。

日本に唐辛子が伝播した正確な年はわかっていないが、ポルトガル人が大名に送った記述から1542年には日本に入ってきたことが確実だ。
ポルトガル人がもたらしたので南蛮胡椒とも呼ばれていた。

・・・あれ?
すでに唐辛子とペッパーがごっちゃになってる。

なんでこうなった???というのはコロンブスが悪いという説がある。
コロンブスは唐辛子を発見したのだが、実は唐辛子とわからず(見たことないからね)胡椒として持ち帰ったのだ。
当時胡椒はヨーロッパでは貴重な調味料でバカ高かった。
新しく胡椒の産地を発見したら大手柄?と思ったのか知らなかったからなのか、コロンブスはpepparとして唐辛子をヨーロッパに持ち込む。
しかしコロンブスが持って帰った唐辛子はあまりに辛く胡椒の代用品とは認められず放置される。
その後ポルトガル人が持ち帰りアジアやアフリカで大ヒットとなる。
さて、これは何というものか?と言うと、コロンブスが持ち帰った「peppar」だ、となるのだ。
でも味が全然違うから「hot peppar」や「red peppar」と区別はした。
でもpepparだ。胡椒だ。
それが日本に入ってきても「胡椒」という名前で認識されてしまった理由、という説だ。

本当の所はわからないが、唐辛子のことを「南蛮」と呼ぶこともある北海道をはじめとする北に、「胡椒」と呼ぶこともあるのは南九州と長野一部に存在する。
そしてまさにその南九州で作られた「柚子胡椒」を父は長年柚子&ペッパーと勘違いしていたのだった。
1493年にコロンブスが世界規模で仕掛けた罠に父もハマったのだとすれば仕方ないというか面白いというか。
世界はつながっているのだなと思うのであった。

アバター
2021/02/01 07:30
全ての道はローマに通じているそうだからねえ。
…柚子胡椒、食べたことないや。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.