今日も本の話(笑)
- カテゴリ:日記
- 2020/12/26 10:39:14
昨日は「嫌いな絵本」で盛り上がりました(笑)
お好きな方もいるのが分かっているので
あえてタイトルは書きませんでしたが
「知りたい」という方が数名。
おかげで何回か「嫌いな本のタイトル」を
書く羽目になった。なんかなー逆に布教した感が(笑)
で、今日は「嫌いな人間に勧める本ナンバーワン」でも♪
京極夏彦「厭な小説」
これねーホントにヤバいです。
ちょっと心身が弱っているときに読んだら
確実に持っていかれるんじゃないかと思うんですよー。
だから「厭な奴、嫌いな奴に読ませる本」認定(笑)
そして昨日の本から思い出したのですが
「クリスチャンはどう思って読んでいるのだろう」
という疑問のある本、2冊あるんですよねー。
1冊はチェスタトンの「木曜日の男」
これ途中まではスパイ小説っぽいんですが
チェスタトンらしく深く哲学な話に仕上がってます。
ミステリにジャンル的には分類されるチェスタトンの小説が
多いんですが、いろいろと考えさせられるというか
抽象度が高い。クリスチャンが読むとまた
違うのかなあと気になる一冊。
もう一冊はダン・シモンズ「ハイペリオン」
「ハイペリオンの没落」のほうだったかもしれませんが
聖書からの有名なシーンがいろんなシチュエーションで登場。
ギリシャ神話も入ってたかなー。
何度も心臓を食われても生き返るやつとか(^▽^;)
その中でも一番すごいなと思ったのが
「神に自分の子供をいけにえとしてささげる」
聖書の中ではかなり有名なやつがありますよねー。
あれですわー。
あれの解釈がすごいなと。
シチュエーションもすごいんですけどねー。
娘が毎日若返るという奇病なんですよ。
しかも記憶も後戻りする。
今日の記憶は、明日に持ち越せない。
本人の葛藤もすごいんですが
ついには赤ん坊レベルになって
あと数日で生まれた日になってしまうところで
「捧げる」という場面になるんですが・・・
いやあこれの解釈でちょっと目からうろこっていうか
ああ、そういう考え方もできるのかと。
クリスチャンじゃないから
単なるお話として読んでるんだけど
クリスチャンだったら、このシーンはどう思うんかなーと(笑)
ハイペリオン読んでる人がいたら、一回
聞いてみたいなーってずっと思ってます。
クリスチャンの知り合いはいるんだけど
あんまりそういう本読まない人ばっかりなんで。
どっちの本もキリスト教の国の人が書いてるから余計に
気になる(笑)
チコちゃんをみる。そのあとフィギュアスケート。
羽生君がエキシビジョンでもいいから鬼滅の曲で
滑ってくれないかなあ♪
さあ今日の一冊
蒼月海里「地底アパートの坂ない桜と見えない住人」
地底アパートシリーズ。相変わらず色々と巻き込まれる主人公。
今回は「チバニアン」が騒動の元(笑)
だいぶ前の本だから(^▽^;)
アマゾンなんかだとお安く手に入ると思うよ。
図書館で借りるのがおススメだけど・・・
「ブラウン神父シリーズ」が一番有名だと思います。
ご本人はカトリックに改宗されたそうなんで、
カトリック系の香り高いミステリかな(笑)
どこから割り込んでいっていいのか、さっぱり見当がつきません。
聖書はねー、分かると思いますけど。
一続きなんじゃないかなあと思ってるんですよ。
教会や一般的に語られる聖書なんかの解釈とは違う
かなり斬新な世界観でSFしてるなーって感じです(笑)
ハイペリオンは面白そうですね。今度チェックしてみます~
早川書房の上下巻ですね...ψ(。。)メモメモ
独自のキリスト教感が語られる部分があるとか(アマゾン書評で)
そこが引っ掛かってるんでしょうね…(´ω`) ンー…
このハイペリオンはちょっと違う展開で意表をつかれたって
いうか、「うわあ、そこにもっていくかあ・・・」って感じかなあ(笑)