友達んとこで、本の話になったので。
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/12/25 21:26:15
ニコ友さんのところで、本の話になったので、
ふと、わたしの大好きな本のことを思い出しました。
大好きな・・・というか、
実は、子供のころ、いろいろ複雑な事情があったので、
この本が、心の支えになっていました。
「小公女」バーネット原作です。
境遇は似ているのですが、「にんじん」という本もあります。
でも、「にんじん」はキライでした。
主人公に感情移入ができなかったんです。
「にんじん」は、結局は親の影響を受けて、
ひねくれた子供になってしまった。
わたしは、どうもそこに蟠りを感じてしまったんです。
もっとも、「にんじん」には、
「小公女」のように幸せな結末もありませんでしたから、
こっちの方が、虐待下で育つ子供の心理をよく表してはいるのでしょう。
大人になっても「小公女」の本は大好きな本の一つで、
何冊も買っています(もちろん原作英文も)
勧善懲悪の単純な筋書きですが、
子供のころは、この本を抱いて寝ましたね~。
思い出すなあ。
わたしがあの環境で非行に走らなかったのは、
ひとえに「小公女」のおかげです。
一言では言いにくいんですが、
子供の時に、支えになってくれる本と出合えたのは、
ほんとにラッキーなことだったんですね。
今でも、感謝します。
良かった~♬
「にんじん」が好きじゃなかったのも同じです。
セーラの屋根裏部屋が毎日素敵になっていく場面は、本当に何度も読み返したなぁ。
子どもの頃に出会った本が、その後の自分を作ってくれる、というのは
ものすごーく同感です。
児童文学や昔話は、単純な勧善懲悪だったり素朴だったりするんですが
それだけに、人間として最も大事なことを
すごくわかりやすく骨太に語ってくれているのだと思います。
だから長い長い間、読み継がれたり語り継がれたりしているのだと。
私にも私の人生を決定づけてくれた本があります。
1冊じゃないので書き切れないんですが。
その後、大人になっていろいろな経験をしてきているけれど、
やっぱりその時に本からもらったことは
私の中の「屋台骨」になっているのだと感じています。
「ここはジュブナイル版に是非入れるべきでは?」と不思議に思ったものです。
放送時はもう子供じゃなかったですけどね。
善因善果、悪因悪果となる分かりやすいアニメって、最近あんまり
見かけませんけど、結構大事だと思うんですよね。
いじめられているところは見ていていたたまれなくなりますが。
部分的にしか思い出せないですが…何度か夢に出てきて苦しい思いをしましたね。
どこか心理的に似た思いをしてたからでしょう…
「にんじん」は酷い話ですね~ これも名作なのかな?…
今だと児童虐待で放送される事はないかもしれませんね…(´ω`) ンー…
なかなかおしゃべり出来ない日常ですが
はなこさんと、これだけ本で盛り上がれてすごく嬉しいヽ(^o^)丿
嫌いな絵本よ、ありがとー(笑)
イギリスの話、割と好きなんです。
チェスタトンなんかも手に入るだけ読みました。
ルイスキャロルも愛読書ですし。そうそう「エルマーのぼうけん」も
たしかイギリスの人じゃなかったかなー。あれは「面白くて読み終わるまで寝られなかった」
初めての本だと思います。英語版も大人になってから読みましたヽ(^o^)丿
「小公女」も舞台は、イギリスでしたよ。
オープニングは、霧のロンドンから始まったような記憶が・・・
「クリスマスキャロル」から、ここまで飛んできましたねー。
ありがとうございます。
わたしもまだ人生経験の浅いころ
本を山ほど読んでいたことが救いになったと思います。
「世界は広い。学校と家だけが世界じゃない」ということを
無意識化に刻んでいたのが今につながっていると思うんですー。
そうじゃなかったら、今頃は存在してなかった可能性も高いものですから(笑)
「小公女」も読みました♪