「僕の小さな夢」

「 プロローグ」

始まりがあれば必ず終わりがある 。
陽が昇れば陽が沈む 。
晴れの日もあれば雨の日もある 。
暑い日があれば寒い日もある 。
貧乏な時があれば金持ちの時は無い。
金持ちが貧乏になるのは、簡単だ 。
貧乏から金持ちになるのは、難しい。
必ず対極な事は起こりうる わけではない。

人生には、多くの岐路がある 。
人はその岐路に、気づかずに進んでしまう。
良い習慣を身につけなければ、 良い方向に向かうことができる。
悪い習慣を身につければ、どんどん悪い方向に行ってしまう。

いい友達やいい仲間といい方向に向かって
歩いてけば いいことが待っている。
反対に悪い友達や悪い仲間と悪い方向に向かって
歩いて行けば 悪いことが待っている。

こんな当たり前のことすらわからずに人生を歩んでいる。
己の快楽のために 自己満足のため 誰かに褒めてもらいたくて
人は行動する。

その先は、虚しさだけが残る。

僕は、こんなことをクリスマス・イブの夜に考えている。
人生を振り返って 岐路に立った時に 進む道を選びなおして
人生を歩んだらどんな人生になってたんだろう？
ふとそう思って過去を振り返ってみた。

二十歳の時、オーストラリアにワーキングホリデーに僕は、行きたかった。
ちょうどその時に 付き合い始めのとても素敵な彼女がいた。
僕は、彼女を選んだが、結局3年付き合って別れた。
その時ワーキングホリデーを選ばなかったのは、
たぶん明確なビジョンが僕になかったからだ。
いつもそう しっかり根の張った ビジョンがないから
今まで中途半端な人生を送ってきたのだと思う。
その場その場では、自分なりに一生懸命頑張ってきたつもりだった。
こうやって過去を振り返っても虚しさが募るだけだ。
二十歳に戻れるわけでもない。

「現在」「過去」「未来」

過去を振り返るのをやめた僕は、未来を描いてみた。
2020年 東京オリンピック開催で 湧き上がるはずだった日本。
新型コロナウイルスの 感染拡大のため オリンピックは、来年に延期。
今感染者数が増えてる現状で また、海外での感染拡大している状況で
来年 オリンピックができるかもわからない。
新生活様式 こんな言葉も 当たり前に使われるようになった。
子供達は、学校に来るなと言われ。
サラリーマンは、会社に来るなと言われ。
スポーツ・コンサート・催し物・全てが中止ないし縮小ないし 延期になった。