重賞展望
- カテゴリ：日記
- 2020/12/15 23:45:03
【ターコイズS】中山１６００は前半はずっと下りで外回りやからコーナーのRも大きくハイペースで中盤もほぼ緩まへんスピード持続力コース。今年もトロワゼトワル、スマイルカナといった速い馬が出てきてるからスローになることはまずなさそう。今の中山は時計のかかる馬場になってるけど速い脚は使いにくい印象で前有利の傾向。血統的にはロベルトやサドラーズウェルズら欧州の重厚な血統がやたら目立つこと、距離短縮組が毎年のように馬券圏内に来てる（距離延長組は過去５年で馬券圏内ゼロ）ことからも暮れの中山らしくパワーやスタミナの裏付けは必要。
スマイルカナは東京から中山へのコース替わりは間違いなくプラス。時計のかかる馬場も良さそう。ただ使い詰めで来てるのはちょっと気になる。あとはやっぱりトロワゼトワルとの兼ね合い。そのトロワゼトワルは時計のかかる馬場でも好走できるようになってきてるけど基本は高速馬場巧者。何より今回の負担重量５７キロはかなり厳しいのでは。フェアリーポルカは血統通り小回り急坂コースの２０００前後がベスト。中山は合うけど外回りは合わへんしこのコースやと追走力もスピードも不足してる気はするかな。シーズンズギフトはハイペースになった同コースのNZTで好走してるように適性はありそう。ただ前走で制御でけへんような形で逃げる競馬になったのがどうか。控える競馬に戻せるなら有力。面白いのはランブリングアレー。血統的にロベルト、サドラーが入って重苦しさがあるから今の中山の馬場は合う。久々の距離にはなるけど中距離戦では速いペースを追走出来てるしトップスピードを求められへんこの条件なら。もう１頭はアンドラステ。これも母系の欧州色が強いタイプで高速馬場よりは時計のかかる馬場の方が良い。前走同コースの京成杯AHで大敗してるけどスムーズな競馬が出来てへんから度外視で良い。むしろこれで人気が落ちるなら狙いたい。
