Nicotto Town



「初恋②」のつづき


「告白2」
しかし、二人が付き合うまでに多くの試練が、あった。 
それは、僕のことを好きだと言ってくれる女子がいて 
その子は、学年で一番のヤンキーの女子でした。 
僕と彼女の噂が伝わると、その子は彼女に辛くあたっていた。 

僕が初めて彼女に気持ちを伝えてしばらくたってから、 
松本さん経由で彼女から手紙がをもらった。

 Dear 海君 
先日は、ちゃんと告白してくれてありがとう。
本当に私のこと好きなの それだったら私は嬉しいです。 
だってそんな可愛い子から好かれるなんて最高。 
私も好きです。ひ・み・つ 
私と君が話しているとすぐに、あの人が怒るのすごく悲しいです。 
だからあの人たちには 、君が好きだということが、言えないのです。 
私は海君のことが好きです。 でもこれは誰にも言えません。 
あの人がいる限り 私と君の胸だけに置いといてください お願い。 
この手紙を書いたことは秘密にしてください 
じゃあね バイバイ 
                         byカーコ

学校内でしゃべることもできず、 
彼女のバレーボールの友達の松本さんを通じて 
手紙のやり取りしかできなかった。 
「その子にちゃんと話すから」 
と僕は、何度も彼女に言ったが、 
「お願いそれだけはやめて」 
いつも彼女は、そう言った。 

このままではいつまでたっても学校で、 
話せないし何とかしなくっちゃ 
僕はそう思い、野球部の仲間とヤンキー女子達と彼女と 
夜の公園でみんなで集まってお互い誰が好きか、言い合うことにした。 
ここでカップルになったら、みんなで祝福すること、 
そういう条件で、全員で告白することに決めました。 

彼女は怖がって、僕を好きだとは、言えないと言っていた。 
「僕が必ず君を守るから勇気を出して正直に好きな人を言って」 
それでも彼女は、そうするとは言わなかった。 
僕は、不安で不安で、もしここで、二人が好きと言って、
カップルにならなかったら 
どうしようって、思ってた。 
 
11月も終わりかけ夜の公園に、男子6人女子6人が集まった。 
順番 男子が好きな女子前に行って告白する。 
いよいよ僕の 順番になり、
僕は彼女の前で 
「君が好きです 付き合ってください」 
そう言うと 
彼女は僕の目を見ながら 
「私も出会った時からあなたが好きでした」 
僕の心配をよそに堂々と彼女は、言ってくれた。 

この日を境に僕たちは堂々と付き合うことができた。 
僕のことを好きだと言ってたヤンキーの女の子は、 
野球部の友達から告られてそいつと付き合うことになった。 

初めてのクリスマス。 
初めてデートした マクドナルドで、プレゼント交換をした。
彼女からのクリスマスのプレゼントは、野球部で坊主頭だった僕に 毛糸で編んだ帽子をくれた 。 
僕からのクリスマスプレゼントは、彼女がお揃いの指輪が欲しいと言ったのでシルバーの指輪を渡した。 




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