「海と波乗り達と彼女」のつづき
- カテゴリ：恋愛
- 2020/12/06 16:04:59
「ニューヨーク」
12月21日ハワイアン航空 ホノルル16：20発 JFK空港6：55着搭乗した。
直行便で9時間35分のフライトだった。
ジョン・F・ケネディ国際空港は、ニューヨーク市クイーンズ区にある。
カーコは、朝早いのに迎えに来てくれた。
僕がどうしてもワシントンd.c.に行きたい言ったので、
僕たちは、そのままワシントンd.c.に向かった。
列車に乗り、汽笛の音を聞きながら駅を離れ、
フィラデルフィアとボルチモア駅で停車し
そこからワシントンd.c.まで約5時間の列車の旅をした。
僕たちは学校のこと 進学する大学のこと いろんなことを話し合った。
アメリカ合衆国議会議事堂・ホワイトハウス・リンカーン・メモリアルを見学した。
タイダルベイスンを眺めて
ホワイトハウスに近いクラブ クォーターズ ホテル イン ワシントン DCで宿泊した。
その晩は、ホテルで食事を済ませて、長旅と観光で疲れた体をゆっくり休めた。
次の日は、午前中スミソニアン博物館群の「国立自然史博物館」
「航空宇宙博物館」「国際スパイ博物館」お見学して、
ワシントンd.c.からニューヨークまで列車で戻った。
ニューヨークの宿泊先は、タイムズスクエアから0.6 kmのある
「MOXY NYC タイムズ スクエア」に予約をしていた。
12/23から12/26まで4日間このホテルに宿泊する。
自由の女神に行き クリスマスで賑わう タイムズスクエアを歩き、
ニューヨーク近代美術館 で芸術に触れ、 セントラルパークで散歩をし、
26日には ブロードウェイのミュージカルを観た。
僕たち2人はワシントン DC と ニューヨークを満喫した。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
ニューヨーク最後の晩、
彼女は言った。
「私はもうハッカーはやめるの」
「国際的テロ組織「I」は、憎いけど 復讐はもうやめる」
僕はそうして欲しいと願っていたけど、
それを彼女に、言えなかった。
だからとっても嬉しかった。
「ハワイで海君と過ごした後に、そう決めたの」
「ニューヨークで会って海君にそのことを 直接言いたかったから今まで黙ってたの」
僕は彼女が話を終わるまでじっと聞いていた。
今まで復讐のためにどんな思いでそんなことをしてきたか、
胸の内を全部言ってくれた。
女子高生には、とてもつらい毎日だった。
僕はカーコを抱きしめた。
ボロボロとカーコは、僕の胸の中で泣いた。
ひとしきり泣いた後に、彼女は、僕の正面を向き瞳を見ながら言った。
「海君は、スタンフォード大学 目指すんだよね」
「私も、スタンフォード大学 一緒に目指していいかなあ」
僕は嬉しくて思わず彼女をもう一度抱きしめて言った。
「もちろん、ますます勉強頑張らなくっちゃ」
「合格して入学したら一緒に住もう」
「本当！」
カーコは、僕の胸の中で言った。
「ハワイで海君と過ごしてね、わかったの」
「海君と一緒にいると心が落ち着くの」
「私のざわついた心が・・・スーーと溶けていく」
そのまま僕たちは、朝まで愛し合った。
翌日、空港でカーコと別れて、
ニューアーク・リバティー国際空港発
成田国際空港経由、関西国際空港着
18時間かかって大阪へ
大阪で一泊して翌日、伊丹空港から高知空港へ翌日 フライとして。
高知空港では母が迎えに来てくれた。
長旅の末やっと、地元の生見海岸まで帰ってきた。
つづく
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
そうですか読んでくれましたか。
ありがとうございます。
この物語は、長編になりそうです。
よかったら最後までお付き合いください。
彼女さんが復讐をやめて「僕」との恋を選んでよかったです＾＾＊
2人がスタンフォードにそろって進学できますように☆彡