Nicotto Town



「海と波乗り達と彼女」のつづき


「ハワイへ」


僕は、高校をハワイのオアフ島ホノルル市の
ハワイ大学マノア校の北の広大な敷地にある 
ミッドパック インスティチュート(MidPac Institute) 
行くことを 決めた。 

SSAT(私立校入学一斉テスト)を 
Osaka International School で受けて、 
入学は,8月からで、高校を卒業したら、 
早めにハワイ入りして、語学学校や高校の提供するESLプログラムに参加し、 
90日間を超える長期留学には学生ビザを取得しなければならない。 

僕は徹底的に英語の勉強した 中学を卒業する頃には、
ほぼ日常会話をできるようになっていた。 
SSAT(私立校入学一斉テスト)もいい成績だった。
卒業式を終えると ハワイへ旅立った。 

僕はホームステイ先のDavid(デイビッド)の家は、 
ワイキキビーチにもほど近い
マックカリーモイリイリ地区にあった。 

Davidは、ノースショアのボブの紹介で彼もサーフィンをこよなく愛する 
サーファーだった。 
奥さんと同級生のAmelia(アメリア) 3人家族。 
アメリアも僕と同じ サーファーだった。 

学校が始まる8月までは、語学学校に通いながら 
ボブとデヴィッドの家を 
行き来しながら波乗りをしていた。 

ボブのいる、ノースショア (North Shore) は、オアフ島の北向きの海岸地域、 
カエナ岬 (Kaʻena Point) とカフク岬 (Kahuku Point) 
の間の一帯を指す呼称である。
この地域は巨大な波が打ち寄せることでよく知られており、
世界中からサーファーたちを引き寄せている。 

ボブのペンションは,
最も有名なサーフィン・スポットの、 
エフカイ・ビーチ (Ehukai Beach) の 
バンザイ・パイプラインの近くのにあった。 
ボトム(海底)は岩に覆われワイプアウト(波に巻かれる)すると岩にヒットし、
死亡するケースもある。 
危険なサーフスポットでもある。 

強烈に巻き上げ土管のような空間(チューブ)となりエキスパートを唸らせる。 
5 m から6 m 近い波が常時うねっている。 
日本ではほとんど経験したことのない波の高さだ。 
プロサーファーや多くの上級者のサーファーに 混じって僕たちは ライディングした。 
エフカイ・ビーチ の波に僕は興奮した。
この波の高さにも慣れて色んな技をできるようになった。 

海から出ると僕は 、ボブのペンションを手伝った。
ここにいるサーファー達はとにかくモテる。 
サーファーの周りには たくさんの女性がいた。 
その中の一人 2歳年上高校生 サーファー のジェニファーと知り合った。 
ジェニファーは友達アニーと一緒にロサンゼルスから ハワイに波乗りをしに来ていた。 
ジェニファーの父親の別荘にアニーと一緒に泊っている。 
僕は、一緒に行動した。 

ジェニファーの父親はハリウッドの映画監督をしている。 

近日に、サーフィンの青春映画を撮影しにハワイに来る。 
ハワイで知り合った男女が 恋愛し 
サーファーの男の子が BIG WAVE に 挑戦する そういう内容も映画だった。 
  
僕は、ジェニファーに紹介してもらい
僕もエキストラで、その映画に出してもらうことになった。 
撮影中事故があった。 
主人公の役者が 波に呑まれて ボトム(海底)ぶつかって怪我をした。 
ジェニファーのお父さんは急遽僕に代役になってくれと言った。 
波乗りのシーンが多くセリフも少なかった。 

演技指導を受けながら なんとか代役をこなせた
僕はびっくりするような額のギャラを受け取った。 
そしてロサンゼルスに招待してくれた。 

ジェニファーと一緒に ジェニファーの住むロサンゼルスの家へ行った。 
その家は高級住宅街のビバリーヒルズにあった。 
もちろんプール付きの大豪邸だった。

ハリウッドには映画のスタジオが四つあった。

ユニバーサルスタジオ 
ワーナー・ブラザーズ 
パラマウント・ピクチャーズ 
ソニー・ピクチャーズ 

ジェニファーと一緒だとフリーパスでスタジオ見学することができた。 

ジェニファーのお父さんが、 
本社はカリフォルニア州ロスガトスにある 
アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び 
定額制動画配信サービス運営会社Netflixの
ドキメント担当者を紹介してくれた。 

世界のサーフスポットを 紹介するドキュメント番組に 
僕はどうかと推薦してくれた。

                                              つづく 

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2020/12/26 22:04

doさん
こんにちは!(^^)!
コメントありがとうございます。

お久しぶり^^
きっと出会えるはずです^^
サーフィンのルールは、厳しいですよ。
怪我するので、ひどいとロコサーファーからビーチから追い出されます。
海ちゃんもサーファーだったから^^
アバター
2020/12/26 20:08
12/1から順番に「海と波乗り達と彼女」読ませてもらってます。
今日はここまで♪
僕はハワイで頑張っているんですね。
お友達もカーコとも進路が別々になりましたがこのあと再会できるのかな。
サーフィンも無秩序に波に乗っているように見えてちゃんとルールがあるのですね。
友達が藤沢の海岸でサーフィンやってるので今度見に行こうかなと思いました。




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