Nicotto Town



「初恋」のつづき


「結婚式の準備」

次の日僕の彼女と彼女の家族で 一緒に初詣に行って、 
ホテルでみんなで食事をした。 
僕の両親と彼女の両親は、 次の日 それぞれ地元へ帰った。 
僕の姉妹と彼女のお姉さんと 5人で僕たちは東京ディズニーランドに行った。 
僕たちは この冬休みは実家に帰らずに東京で過ごした。 

冬休みも終わり大学生活が始まり、普段と同じ生活が戻った。 
彼女は大学の友達にも紅白のことは言っていなかった。 
今までと変わらない大学生活を送れていた。 

しかし YouTube の世界はそうではなかった。 
彼女の YouTube アカウントの登録者数がすごいことになっていた。 
再生回数も1億回を超えていた。 
僕たちのレーベル会社にも テレビや雑誌ラジオ 色んなオファーが来ていた。 

僕は彼女に、 
「これからどうするの?」 
聞いてみた。 

「あなたが作ってくれる歌なら私は喜んで 歌うよ」 
「あなたとの時間を大切にしたいから 今来ているオファーは、受けるつもりはないの」 
彼女らしい返事が返ってきた。 

「分かった僕から断っておく」 
僕は彼女にそう言って、 
全てのオファーを断った。 
今まで通り彼女は YouTube の世界で歌った。 
あっという間に春が来て僕は3回生に彼女は2回生になった。 

その頃僕たちは、東京へ来てから2回目の引っ越しを終えていた。 
僕たちのレーベル会社(Gold goose Corp.)の名義で、
事務所兼住居 としてタワーマンションを購入した。 
26平米6.8畳のワンルームから 75平米3LDK の
タワーマンションに 引越しできた。 
僕のFXの利益では到底無理な話だった。 

僕たちは入籍はしていたが、まだ結婚式を挙げていなかった。 
8月の前半に 東京にみんなを招待して結婚式を挙げる計画を立てた。 
最初に招待者リストを作り、式場と披露宴会場を探した。 
僕は彼女に彼女がデザインをした
ウェディングドレスをプレゼントする予定にしていた。 

そんなある日突然に・・・・ 
                               つづく





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