Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


秋の嵐



昨夜一晩中、風が吹き荒れていた。
母が亡くなった時も、そのお通夜は大嵐になった。

そう、昨日が母の命日。
でも、夜中に風の音で目覚めるまで、
私はそのことを忘れていた。

  母よ、何が悲しゅうて、荒れているのだ…
  分かれるのが悲しくて、荒れているのか…

お通夜の時、そう思った。
だから、私はこう声をかけた。

  また、会いましょうね。

秋の嵐は、母を思い出させる。
だから、昨夜が嵐の晩でよかった…





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2020/11/23 14:43
>うとうとさん

でも、嵐にならなければ、忘れていた公算大です。
亡くなってから声をかけるよりも、
生きていた時、もっと優しい声をかけてあげればよかったと思います。泣
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2020/11/20 23:30
安寿さんのような親孝行な娘をもって、お母さまはきっと後生を幸せに歩んでいらっしゃることでしょう。



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