誰にも病気を知らせない?
- カテゴリ:映画
- 2020/11/19 21:57:57
以前見た映画で、
「死ぬまでにしたい10のこと」
っていう映画がありました。
主人公はまだ23歳の若い女の人で、
失業中の夫と、まだ小さい娘と一緒につつましく暮らしています。
彼女はある日突然、余命宣告を受けてしまうのですが、
それをだれにも告げないのです。
旦那様にも母親にも誰に最後まで告げないのです。
すごくメンタルが強いと思いませんか?
でも、彼女が亡くなったあと、何も知らされてなかった家族は、
かえってつらいと思うのですけど、
どうなんでしょうか?
そして今、「ぼくを葬る」っていう映画を見始めてますが、
これもやはり、ゲイの若い男性が余命宣告を受けても、
恋人にも両親にも知らせないのです。
彼の場合は唯一、自分の祖母にだけは知らせます。
2本の映画は、両方とも欧米の映画なので、
人間の自立に対する考え方が日本とは違うのかなぁと思います。
自分の人生は自分だけのもの、という考えなのでしょうか。
それにしても、強いメンタルだし、
潔くて感心します。。。。
私は、一か月500円弱で入れるAmazonプライムで、しょっちゅう映画をみています。
深いんですよね~。
個人の在り方が、欧米と日本ではとても違うのだろうなと、しみじみ思います。
日本ですと、まず個人より家族とか会社が優先するので、自分の生き死にも自分一人ではなかなか決められないのかなと、思います。
こねずみさんも知らせない派ですか~。
私も知らせないで済むものならそうしたいけど、仕事は引き継がなきゃならないし、家も持ってるし、
いろいろしがらみがあってそうもいかないかなぁ・・
突然死は、本人はいいけど、うちの息子たちがさぞかし困るだろうから、せめて家を片付けておかなければならないと思い始めてますw
深いですね。
自分ならどうなのかなと思っても、
答えは出ないです。
多分、そんな強い人にはなれそうにないです・・・。
たぶん、聞かされた相手はショックで泣いたりするだろうし、
そういうのを見たくないです。
でも、とりあえず家族には知らせると思います。
心の準備だけでなく、葬儀だの何だのいろいろ準備や手続きがあるし。
いや、葬儀は要らないけど・・・
そんな理由でしょうか。
でも、事故や事件で突然命を絶たれる人は数多いるし、旅先で客死ということもあり得る。
そう考えると、誰にも知らせず、いきなり死んでしまったように思わせるのも“有り”なんでしょうかね。
映画はそういうことを描いてるんじゃないでしょうけど・・・