Nicotto Town



人生の短さについて


こんにちは、海です 。 
哲学書の中で一番好きな「人生の短さについて」 著者セネカ 
の内容をかいつまんで書きます。 

セネカは、 
時間の浪費をしない!
人生は短いのではなく浪費している。 
どう生きるか?どう死ぬか? 
今日が、人生最後の日だと思ってやるべきことをやりなさい。 
時間は大きく分けて過去・現在・未来 があります。 
現在は一瞬で過ぎ去り、未来は誰も予測ができない不確実なものです。 
過去は動かしようのない特別な時間。 
多くの人は過去を振り返らない。 
忙しさや嫌なことを思い出したくないから・・・ 
過去を忘れ現在を無視し未来を恐れるものは、
極めて短い不安だらけの人生を歩むことになる。 
過去は唯一運命に支配されない神聖な時間。 
過去は欲望や病気不安に悩まされる心配もない。
何かにかき乱されることも誰かに奪われる恐怖もない。 
過ぎ去った時間とは、私が所有している財産なのだ。 
時々過去を振り返ってみることが、大切だ。 
過去から学ぶこともたくさんある。 

莫大な財産も金の使い方のわからない人間に渡ればあっという間になくなる。 
人生の時間も同じ正しく使うことによって十分ゆとりを持った人生に変えることができる。 
しかし多くの人は果てしない欲望や誰かに評価されたいという欲求に捕らわれ、 
媚び諂うことで時間を消耗させてしまっている。 
自分の土地や財産が理不尽に誰かに摂取されたらどんな行動するだろうか? 
それを守ろうとするでしょう。 
誰だって自分の財産を他人に喜んで差し出すことはないなのに、 
どうして自分の時間という財産をこうも簡単に差し出してしまうのか。 
お金は無駄遣いしないという人も時間は平気で無駄遣いにしてしまう。 
同じ財産のはずなのに実におかしな話だ。 

浪費とは 
欲望に溺れていると、バタバタと仕事に追われること 
惰性に過ごすこと 
他人の目を気にして神経をすり減らすこと 

セネカは莫大な資産を皇帝ネロに差し出して「自由な時間」を選んだ。 
これまで自分のためにどれだけの時間を使ってきたか 
どれだけ他人に自分の時間を掠め取られてきたか 
一つ一つ振り返ってみる自分は永遠に生きることができると勘違いして生きているからだ
それだけ自分の時間が失われたか気にもとめない 
よく50になったら60になったら今の仕事から解放されると言っているが 
そもそも長生きできる保証もない。 
終わりの鐘が鳴った時にやりたいことに取り掛かるのでは手遅れだ。 
丹念に計画を練り上げ、 
そして老人になるまでに行動を起こすことを先送りするなんて 
死すべき運命を忘れた愚かな行為だとは思わないか?

良書で賢者と会おう そして学ぼう!
書物という扉から賢者に会いに行こう書物によって 
どんな時代の叡智にも気軽に手を伸ばせることができる。 
訪れた時より必ず幸せな気持ちにさせてくれる。 
人生の終わる最後の時までどのようにすればいいか教えてくれる。
書籍とは、「どこでもドア」みたいなものです。 
偉大なる賢者を自分のメンターにしよう。 
人間の「死」は突然訪れる偉大なる賢者たちと会話をしながら 
自分はどう生きたいのか? 
どう死を迎えたいのか? 
腰を据えてじっくり考えてみたらどうですか? 
読書するには良書にしなさい 。 
ショパンハウエルの「読書について」も言っています。 

哲学は生きるという学問。 
どう生きるかどう死ぬかこれは誰も教えてくれない。 
自分で学び考えて生きていかないといけない。 
人生の長さは自分の時間をどれだけ自分のためにだけに捧げるかで決まる。 
寸暇を惜しんで1日1日を人生の最後の日のように過ごしてほしい。 
バタバタ忙しくしていたら人生は急ぎ足で去っていく。 
やがて死が訪れ自分が好むと好まざるにかかわらず
死ぬための時間と向き合わないといけない。 
人生というのに止まることのない急ぎ旅のようだ。 
本人が起きていようが寝ていようが同じ速度で進行し
何かにうつつを抜かしているとあっという間に終点だ。 
時間を浪費してはならない。 
特に若い時期を無駄にしてはならないやりたいことが
あるのに先送りをしてはいけない。 
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ざっと要約しましたが、私は、この「人生の短さについて」 著者セネカ と 
「方丈記」著者鴨長明の本によって、
10年ほど前から今の生き方をしています。 
できるだけ多く自分のために時間を使い、
欲を減らして物に執着しないで生きる。 

それまではお金をたくさん稼ぎ 欲しいものを手に入れ 
仕事に多くの時間を費やし 
地位を確保しそれを守るために多くの時間を費やしてきた。 
会社や部下のために多くの時間を費やした。 

どちらも精一杯生きてきたので、
どちらが幸せだったかと聞かれるとちょっと困ります。 

ただ、いまの方が時間がゆっくり流れていくような気がします。

こう書くと定年過ぎた爺さんと思られるのかな・・・
そんな年ではありませんよ。
あしからずww
会社という組織を出てバリバリ頑張っていますよ。

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2020/11/11 05:02
ゆぴさん
おはようございます^^
コメントありがとうございます。
恋か久しくしてないなあ

乙女じゃないからいいかw

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2020/11/11 01:40
命短し
恋せよ乙女♪
花の命も短いのよ~ん(^_-)-☆
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2020/11/10 18:02
マオさん
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
この本はパウリヌス(義父)に宛てて書かれた手紙という設定になっています。
そんなとこで働かずもっと自分のやりたいこと能力がいかんなく発揮できる
仕事をしなさいって言ってるみたいです。

今は仕事にありつくのが大変な時代だから、
自分がやりたい仕事が誰しもできるわけがない時代です。

AIや機械やPCやシステムに仕事が取られて、
勉強して誰にも負けないものを一つでも身に付けないといけない、
大変な時代になりましたね。

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2020/11/10 16:51
頑張って、所有して、社会に貢献したと思えた後だからこそ、「自由」を満喫できるのかも??
それは素敵なことですね。



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