日本百名山 ~BSプレミアム~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/10/28 00:07:08
こんばんは28日(水)は北日本や北陸は日中晴れますが、
夜にかけて雲が多くなり雨の降る所があるでしょう。
その他の地域は雲が広がりやすいものの日差しの届く地域もありそうです。
沢登りの聖地
表尾根
緑の回廊
塔ノ岳の
展望
夏を満喫!都心に近い大自然
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丹沢山
〇ガイド 浜島一郎さん
*撮影:8月上旬
昨日は葛葉川本谷(くずはがわほんだに)から沢歩きを始め、
葛葉川を遡り、曲がりの滝の目の前のところまででした。
今回は曲がりの滝から始まります。
〇曲がりの滝
沢登りの最後を締めくくるのは階段状になった曲がりの滝。
なかなかの激流。いざ突入。
「お~、冷た~い」
沢登を体いっぱいに満喫。丹沢って楽しいなぁ~。
<山旅スケッチ> 沢登りの聖地丹沢
ここで山旅スケッチ。山に刻まれた深い谷。
その複雑な地形から沢が多く、沢登りの聖地といわれる丹沢。
そんな丹沢の沢に魅せられた人がいます。
地元神奈川で生まれ丹沢を眺めながら育った後藤真一さん。
三十年に渡り丹沢の沢を上り詰め、これまで踏破したルートは何と300本。
〇後藤真一さん
「やっぱり丹沢の魅力って滝が多いってことなんですよね。
バリエーション・ルートっていうのが首都圏の山においては
ものすごく豊富であることです」
〇新茅ノ沢(しんかやのさわ)
こちらは初心者向けの新茅ノ沢。
7m程の滝が連続するダイナミックな沢登りが楽しめます。
〇水無川本谷(みずなしがわほんだに)
水無川本谷は表丹沢の人気ナンバーワン。
難度の高い滝が多く、上級者向け。
〇源次郎沢
それぞれのレベルにあった沢登が楽しめるのが人気の理由なんです。
〇後藤真一さん
「自分でルートを見つけて切り開いていくっていうそういう秘境的な
登山っていうのが沢登りの大きな魅力じゃないかと思います」
魅力的な沢があふれる丹沢。
広大で奥深い自然が人々を惹きつけます。
2日目
二日目は爽快な屋根歩きを楽しみます。
午前9時にヤビツ峠を出発し、歩くこと40分。
「は~い、あの、ここが表尾根の本格的な登山口になります。
このコースの中では急登ですね。頑張ってください。行きましょう」
はい、お願いします。
稜線まで標高差400m近く登る。登り始めの急登、結構しんどい。
「一歩一歩ゆっくり行きましょう」
はい。
少し平らになった。木立ちが綺麗だなぁ。
「そうですね、ここはあの、針葉樹の檜と杉の植林地帯になっています。
その間に広葉樹の木が生えててバランスがいいというか見てて
気持ちがいいですね」
杉や檜に囲まれた森をゆっくり登る。
「風も涼しいし、とても快適です」
出発して1時間ん40分
「はい、稜線に出ましたよ」
〇二ノ塔(1140m)
「ここが二ノ塔です。はい、表尾根の本格的な始まりになります」
〇丹沢表尾根
丹沢山地の右に伸びる表尾根。
ジグザグとした緑の稜線が屏風のように連なります。
この先塔ノ岳まではアップダウンを繰り返しながら進む。
二ノ塔から20分、青空が広がる開けた場所に出た。
〇三ノ塔(1205m)
「は~い、三ノ塔に到着しました。
どうですこの景色?まずは富士山を見てください」
うわぁ~、すご~い。
西側にはぽっかりと頭を出した富士山。夏の富士山もやっぱり素敵。
「こっからの富士山はとても綺麗です。
あちらを見てくださ~い、あの山小屋が建っているのが塔ノ岳です」
山の上にポツンと小屋が建っているところが今日の目的地の塔ノ岳。
〇塔ノ岳(尊仏山荘)
う~ん、結構遠いなぁ~、
絶景には東側にも。
「まずは大山で~す」
大山詣で有名な大山かぁ。
「そっから右をずうっと見てください」
うわぁ~。
「相模湾です」
海岸線までくっきり。最高の長め。
*江ノ島も見えます
三ノ塔からの景色をたっぷり堪能したところで
更に表尾根を登ります。
小さな森に入った。
「は~い、ここを見てください」
わぁ~、大きな木だなぁ。
「ブナですね」
〇ブナ
丹沢では標高800mを超えたあたりからブナの木が見られ、
特に西側の森に多いそうです。稜線を包む緑豊かな森。
浜島さんはここを歩くのが好きなんだそうです。
「ここに来ると自然木が生えてて、ブナの大木もあって何となく
自然の森の中にいるな~って気がします」
道が険しくなってきた。
ここは鎖場だ。
「足元が滑るときは使ってください」
は~い。
「しばらくこういう道が続きます」
なかなかきつい登り。
〇行者ヶ岳(1180m)
今回はこのあたりで終了致します。次回はこのきつい坂道が続く所から
山頂を目指して行きます。
丹沢山のほうが標高が高いですし奥です。
どちらも山麓はお水が豊富ですよ。
なんだか身近です(*^^*)