人込みの中で
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/10/11 22:03:21
秋の日差しに
あなたの横顔が眩しい
こんな人込みの街かどでも
あなたは一人だけ
赤信号の先の何を見ているのかな
マクドならクーポン券持ってるよ
あっスマホにアプリ入っていたもんね
またにらまれそう
人を呼び出しておいてどこへ行くつもり
その先はデパートしかないよ
どうせ買わないんでしょ
目の保養ですか?
それとも僕に買わせるつもりですか?
それなら反対方向がいいよ
ファストファッション
良いと思うけど
「あのさっ」てそれを言ったら
結局両方行くよね
1メートル後から服売り場をついて回るのも
店の外の通路でボケっとしてるのも宿命かな
ねぇ人込みを歩こうよ
ただ二人で歩こうよ
疲れたらコーヒーショップに入ればいい
新しい発見が何かありそう
この街の風景にも
僕たち二人にも
自分は人込みが好きです
なんか逆に落ち着くんです
ただ一緒にいることが自然な感覚
そんな感じでしょうか?
後ろについていくのも通路で待っているのも
一種のコミュニケーションなのでしょう
買い物が終わったら次は僕の番です
人込みを歩いてコーヒーを飲むのに付き合って・・・
という事でしょうか^^
待たされるかもしれなくても一緒に歩いてくれるなんてなんと素敵な。
弾むようなメロディをバックに街を歩く二人が見えました。
素敵な詩をありがとうございます。